肝臓免疫代谢学-teikyo.PDF

大学院医学研究科 医学専攻 博士課程 専攻主科目名 肝臓免疫代謝学 ※附属溝口病院 ◆問合わせ連絡先 担当：第四内科学講座 准教授 菊池健太郎 TEL 044-844-3333 （溝口病院代表） HP http://teikyo-mizonokuchi.jp/index.html 「肝臓免疫代謝学」の考える「研究」とは、 臨床的疑問の解決手段であり、臨床能力を高める機会である。 内科学書を調べ 臨床上の疑問 る文献を検索する 臨床研究 基礎（医学）研究 観察研究 介入研究 ・症例報告 ・クロスオーバー試験 ・症例対照研究 ・ランダム化比較試験 ・コホート研究 どこまで解明されていて 臨床の壁 何が分かっていないのか 医師としての人生（キャリア）の中で、学徳を磨く（スキルアップ） 臨床上の疑問：原発性胆汁性肝硬変（PBC）はなぜ血清IgMが高いのか？ 臨床研究 PBCの病因に ・尿路感染症の既往が多い 感染説 ・特定の細菌に対する抗体反応が強い 基礎研究 培養上清中のIgM濃度 仮説：細菌刺激に対する自然免疫反応の CpG-B + * 亢進がある 方法：B細胞をCpG-Bで刺激しIgM産生を 100 調べる IgM CpG-B (ng/ml) TLR9 50 B cell IgM 0 Controls PBC 結果：PBCのB細胞から高いIgM産生性を 認めた（仮説が支持された）→次の展開へ Gastroenterology, 2005 * p=0.001 「溝口病院」の大学院の特徴 分院として先進的技術と知識を幅広く、また地域に根ざしたプライマリケアを 修得できる。溝口病院独自の共通科目「プライマリ特論」もある。 「肝臓免疫代謝学」のキャリアパス 初期研修 大学院入学 卒業 助手、派遣医、留学 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 プライマリ/ 専門臨床 US、GF、CF、RFA、TAE etc. 自分の「テーマ」 症例報告/ 研究 学位申請 肝臓学会、消化器病学会、 趣味も大切（軽音楽等） 内視