第1 再审请求审において开示された供述调书を中心とする新证拠による .doc

（目　次） 第１章　新証拠の明白性判断の方法：確定判決の証拠構造分析＋新証拠の証明力判断と明白性判断（二段階説） 7 第１ 新証拠の明白性判断の方法 7 第２ 確定判決の証拠構造分析 13 第３ 確定判決の証拠構造の脆弱性 22 第４ 情況証拠による事実認定と新証拠の明白性判断 48 第２章　新証拠による旧証拠の証明力の減殺 51 第１ 再審請求審において開示された供述調書を中心とする新証拠による旧証拠の証明力の減殺 51 １ 関係者供述の信用性を肯定する確定判決の論拠と新証拠 51 （１） 関係者供述の信用性を肯定する確定判決の論拠 51 （２） 新証拠の証明力判断の構造 52 （３） 関係者供述の形成経過 53 （４） 関係者供述の証明力を減殺する新証拠の概要 59 ２ 新証拠たるＧ男の供述調書による旧証拠の証明力の減殺 61 （１） はじめに 61 （２） 確定判決が認定したＧ男の公判証言 61 （３） メゾン丙川にいた人物に関する供述の変遷 63 （４） 戊田会事務所に電話してきた人物に関する供述の変遷 68 （５） 戊田会事務所におけるＧ男の対応等に関する供述の変遷 71 （６） 血痕の付着位置に関する供述の変遷 74 （７） 小括 76 ３ 新証拠たるＨ子の新たに開示された供述調書による旧証拠の証明力の減殺 77 （１） はじめに 77 （２） Ｈ子供述による確定判決の事実認定と同供述の信用性判断 78 （３） 上記判断に関する新証拠 79 （４） 新証拠（Ｈ子61.12.9検（検提71）及びＨ子61.12.14員（検提72）がＨ子の供述の証明力を減殺すること 79 （５） 新証拠の開示経過に照らしても新証拠がＨ子供述の証明力を大幅に減殺するものであること 82 （６） 小括 83 ４ 新証拠たるＫ男の供述調書による旧証拠の証明力の減殺 83 （１） はじめに 83 （２） 確定判決の認定事実とＫ男の公判証言 84 （３） 土日は貸さないという供述の変遷（②） 86 （４） 残業した日は貸さないという供述の変遷（③） 88 （５） 本件事件が初めて新聞報道された日の前日（3月20日）は同僚の車で出勤したとの供述の変遷（④） 89 （６） 小括 90 ５ 新証拠たるＬ男の供述調書による旧証拠の証明力の減殺 91 （１） はじめに 92 （２） Ｂ男供述の信用性についての確定判決の判示 92 （３） 新証拠のＬ男調書には捜査側のストーリーが記載されていること 94 （４） 小括 99 ６ 新証拠たるＱ男及びＲ男の供述調書による旧証拠の証明力の減殺 99 （１） はじめに 99 （２） Ａ男，Ｎ男，Ｂ男の各供述の信用性を肯定する確定判決の判示と論拠 99 （３） 「Ａ男とＮ男が乙山にいたこと」に関するＡ男とＮ男の供述，「メゾン丙川以降のＢ男の状況」に関するＡ男，Ｂ男，Ｎ男，及びＨ子の供述などの旧証拠の内容 101 （４） 「Ａ男とＮ男が乙山にいたこと」「メゾン丙川以降のＢ男の状況」については，新証拠であるＱ男?Ｒ男の供述調書にも裏付供述が欠如していること 105 （５） 新証拠のＱ男，Ｒ男の供述調書は，Ａ男，Ｎ男，Ｂ男その他の関係者の関与供述の信用性を減殺すること 107 第２ その他の新証拠による旧証拠の証明力の減殺 109 １ 新証拠たるＮ男の略式命令謄本による旧証拠の証明力の減殺 109 （１） はじめに 109 （２） 確定判決が認定したＮ男の公判証言の概要 109 （３） 新証拠はＮ男の控訴審における公判証言の証明力を減殺すること 110 ２ 新証拠である弁護人作成の平成7年6月23日付検証調書による旧証拠の証明力の減殺 111 （１） はじめに 111 （２） 確定判決におけるＢ男の血痕目撃供述の証明力について 112 （３） 新証拠はＢ男の血痕目撃供述の証明力を減殺すること 113 第３ 第3の刃器について 114 １ 確定判決の事実認定と証拠 114 （１） 成傷刃器に関する確定判決の事実認定と証拠 115 ２ 創傷の長さが凶器の刃幅と合わない場合には原則として他の凶器が推定されること 117 ３ 56創に関する例外事象についての石山氏の主張が大きく変遷したこと 119 ４ 56創についての例外事象の不存在―①V字型の右手と左肩の突出に伴う56創の短縮 121 （１） 計測時には左肩の突出がないことを石山氏が認めたこと 121 （２） 石山氏が死後硬直を主張する広頸筋について死後硬直は問題とならないこと 123 （３） 56創に皮膚の革皮様化の所見はないこと 124 （４） 通常の計測方法によって正確な計測が可能であること 124 （５） そもそも左肩の突出した様子はみられないこと 125 （６） 石山実