生物Ⅱ-第一学习社.DOC

第一学習社版「高等学校 改訂　生物Ⅱ」（生Ⅱ011）シラバス用参考資料 学習項目 学習内容（ねらい） 評価の観点 関心?意欲?態度 思考?判断 観察?実験の技能表現 知識?理解 第Ⅰ編　生命現象と物質 ?生物の遺伝情報を担っているＤＮＡに対して関心をもち，意欲的に学習する態度を示す。 ?DNAの複製のしくみに関心をもち，探究的に理解しようとする。 ?DNAの構造とその複製の方法について科学的に考察する。 ?DNAが半保存的に複製される利点を思考する。 ????????の構造，DNAの構造を理解する。 ?細胞内でのDNAの状態を理解している。 ?半保存的複製のしくみと，証明された過程について理解している。 第1章　遺伝情報とその発現 　①　遺伝子の本体－DNA 1－1　DNAの構造 1－2　DNAの複製 DNAの分子構造や染色体の構造を学習したのち，DNAの半保存的複製について理解する。 【発展】 ?DNAの半保存的複製の理解を深めるために，必要に応じて真核生物と原核生物の複製の違いを学習する。 　②　遺伝情報とタンパク質の合成 2－1　DNAの遺伝情報 実験①　細胞内でのDNAとRNAの 分布 2－2　タンパク質の合成 RNAの種類と働きについて学習したのち，遺伝情報の転写からタンパク質の合成までの過程について理解する。 【発展】 セントラルドグマの理解を深めるために，必要に応じて選択的スプライシング，DNA修復について学習する。 ?RNAの構造に関心を示し，遺伝情報の転写?翻訳の過程を積極的に理解しようとする。 ?原核生物と真核生物の?????質合成の過程の違いについて探究的に理解する意欲を示す。 ?遺伝情報の転写?翻訳の過程についてDNAやRNAの構造の特徴と関連させて考察する。 ?原核生物と真核生物における遺伝情報の転写?翻訳の過程の違いを科学的に考察する。 ?塩基配列の変化と遺伝情報の変化について論理的に思考する。 ?DNAとRNAを異なる染色液によって染め分けることによって，細胞内の分布を調べることができる（p.21　実験①） ?DNAとRNAの構造の違いを理解する。 ?遺伝情報の転写?翻訳の過程を理解し，それが原核生物と真核生物でどのように異なっているかを理解する。 ?塩基配列の変化と遺伝情報の変化について理解している。 　③　形質発現のしくみ 3－1　形質発現と遺伝子 3－2　細胞分化と形態形成 実験②　植物組織の培養 3－3　遺伝子発現の調節 一遺伝子一酵素説を学習したのち，代謝と遺伝子の働きについて理解する。 遺伝子の働きと細胞分化，オペロン説，真核生物の遺伝子発現の調節など，形質発現に関する遺伝子の働きを調節するしくみについて理解する。 【発展】 真核生物の遺伝子発現の調節の理解を深めるために，必要に応じてRNA干渉を学習する。 ?代謝と遺伝子の関係に興味を示し，探究的に理解しようとする。 ?細胞分化の過程での遺伝子発現に関心をもつ。 ?原核生物と真核生物の遺伝子発現の調節の違いに興味をもって学習に取り組む。 ?一遺伝子一酵素説について論理的に考察する。 ?細胞の分化?形態形成について探究的に考察する。 ?原核生物と真核生物の遺伝子発現の調節について，両者を比較しながら科学的に思考する。 ?基本的な滅菌操作ができるようになる。 ?細胞の培養ができ，カルスを形成させることができる。 （p.40　実験②） ?一遺伝子一酵素説を理解している。 ?遺伝子の働きと細胞分化，形態形成の関係について理解している。 ?オペロン説を理解している。 ?原核生物と真核生物の遺伝子発現の調節の違いを理解している。  学習項目 学習内容（ねらい） 評価の観点 関心?意欲?態度 思考?判断 観察?実験の技能表現 知識?理解 　④　バイオテクノロジー 4－1　遺伝子を操作するバイオテクノロジーとその応用 4－2　細胞を操作するバイオテクノロジーとその応用 実験③　細胞融合 4－3　バイオテクノロジーの課題 遺伝子組換えや遺伝子導入の基本的な手順について学習したのち，それらの技術がトランスジェニック生物や遺伝子治療に応用されていることを学習する。 細胞融合，組織培養，核移植について学習したのち，それらが農作物や医療面で利用されていることを学習する。 バイオテクノロジーの利点だけでなく，バイオテクノロジーの応用面での課題についても学習する。 【発展】 ?遺伝子操作の手順に関する理解を深めるために，必要に応じてPCR法や，DNAの塩基配列の解析法を学習する。 ?バイオテクノロジーに対して関心を示し，その手法について科学的に理解しようとする。 ?バイオテクノロジーの