自生园-茨城県社会福祉协议会.PDF

１　講　評 ①第三者評価機関名 社会福祉法人茨城県社会福祉協議会 ②施設名等 名称 ： 自生園 種別 ： 児童養護施設 施設長氏名 ： 山中　乙代 定員 ： ４０名 所在地 ： 茨城県下妻市江１８８２ ＴＥＬ　０２９６－４５－００８１ ③実施調査日 平成２６年９月１　～　平成２７年３月２０日 ④総評 ◇特に評価が高い点 　食事は食堂で子どもたちと職員が皆で食べ、職員と子ども、子ども同士のコミュニケーションを図 り、和やかな雰囲気となっている。 　施設内にはところどころに工芸品が飾られており、暖かな雰囲気を醸し出している。 　居室は清潔に保たれ、小学生以下は３人部屋で、中学生以上はそれぞれ１人の部屋での生活にな り、１人になる時間が保証されている。 　小規模グループホームが２ユニットあり、少人数で子ども一人ひとりの変化や感情を受け止め易く なっており、また、自分たちでおやつやおかずづくりも計画して実行し、共に協力し合うことを学んでい る。 　施設長は、毎日の職員朝礼で、規則やその他の問題点などを伝え、職員から意見を汲みあげてい る。 ◇改善が求められる点 　施設の決まりや生活の約束のチラシ、冊子を作成しているが、子どもたちには十分に周知徹底がさ れていないため、見直しのうえ活用することを期待します。 　自立支援計画の作成にあたっては、責任者の設置や適切なアセスメントの実施、様々な職種によ る関係職員の合議の場を設けるな等、施設全体で体制の整備が行われ、一人ひとりの計画が総合 的で子どもの合意と納得の得られる計画となることを期待します。 　一定水準以上の養育・支援の提供を担保するためには、施設として実施すべき標準的な実施方法 を定め、そのうえで、子ども一人ひとりの状況に応じた自立支援計画により支援が行われることを期 待します。 　心理的支援は他の職種と連携し、施設全体で取り組まれることを期待します。 ⑤第三者評価結果に対する施設のコメント 　今回の評価で初めて客観的に自生園を知る事が出来ました。 施設長としての思いが空回りし、職員に通じていなかったことを知り組織人としての自分の未熟さを 知り、反省し、勉強をし、子ども達の為にも風通しの良い職場にするよう努力いたします。 　自立支援計画の作成では各々担当の職員が書いているのですが、私自身毎年毎年同じことを書い ているのは、おかしいと思っていました。ご指摘されたことを職員全員で考え直し自立支援計画書を 見直していきます。 　施設の決まり、生活の約束、園の理念、園の基本方針等子ども達が理解し納得できる様良く説明 し、又、保護者の皆さまにも園の基本方針、園の行事等自生園の運営内容を理解されるよう努力して いきます。 ⑥第三者評価結果（別紙） 1 （別紙） 第三者評価結果 　１　養育支援 　（１）養育・支援の基本 第三者評価結果 　子どもの存在そのものを認め、子どもが表出する感情や言動をしっかり受け止 ① b め、子どもを理解している。 　基本的欲求の充足が、子どもと共に日常生活を構築することを通してなされるよ ② b う養育・支援している。 　子どもの力を信じて見守るという姿勢を大切にし、子どもが自ら判断し行動する ③