平成29年国民健康保险事业计画书国民健康保险事业计画书-赤平.pdf

平成平成２９２９年度年度 平成平成２２９９年度年度 国民健康保険事業計画書国民健康保険事業計画書 国民健康保険事業計画書国民健康保険事業計画書 赤平市市民生活課赤平市市民生活課 赤平市市民生活課赤平市市民生活課 医療保険係医療保険係・国保賦課徴収係・国保賦課徴収係 医療保険係医療保険係・・国保賦課徴収係国保賦課徴収係 第１第１ 平成平成２９２９年度年度における事業運営における事業運営の重点事項の重点事項 第第１１ 平成平成２２９９年度年度におけるにおける事業運営事業運営のの重点事項重点事項 赤平市の国民健康保険は、人口の減少に比例して被保険者数は年々減少傾向となっているが、被保険者の 急速な高齢化や高度医療の普及等により、一人当たりの医療費は増加傾向にある。さらには長引く景気低迷に よる地域経済への影響等により、他市町村と比較して被保険者の収入が低く、保険税の軽減に該当する低所得 者層の比率が高い状況が続いている。そのため保険税の収納率は伸び悩む厳しい状況にあり、より一層の保 健事業の充実や収納体制の強化が求められている。 このような状況を改善するため、下記の事項について推進を図るが、特に滞納者対策を中心とした保険税収 納率の向上対策の推進、特定健康診査・特定保健指導を中心とした保健事業の推進を重点項目と位置づけて 実施する。 １ 財政健全化対策の推進 ２ 保険税収納率向上対策の推進 ３ 保健事業の推進 ４ 医療費適正化対策の推進 ５ 適用の適正化の推進 ６ 高医療費市町村における医療費適正化対策の推進 ７ その他 第２第２ 事業実施事業実施の留意事項の留意事項 第第２２ 事業実施事業実施のの留意事項留意事項 １ 財政健全化対策の推進 当市の国民健康保険特別会計は、昭和５３年に赤字に転じて以降、長きに渡り赤字決算（赤字額のピー クは平成１６年度の１０億５１３０万８千円）となっていたが、一般会計からの適正な繰入の実施や赤字補填 に対する繰入の実施、保険税率の改定等により、平成２１年度にほぼ３０年ぶりに黒字決算とすることがで きた。それ以降、赤字決算とならないために、一般会計からの単年度赤字の補填分の繰入を行ったが、平 成２４年度を最後に赤字補填分の繰入を行わないで黒字決算となっている。その黒字額も平成２６年度決 算時で２億円を超えたため、平成２７年度中に基金（赤平市国民健康保険事業財政調整基金を設置し、２ 億３０４４万５千円を超える額を積み立てることができた。 平成２８年度の決算の見通しとしては、平成３０年度に都道府県単位化が控えていることもあり、他の保 険者と比較して、依然として税負担が過大となっている当市の状況を踏まえ、少しでも北海道平均に近づけ るための税率改正を昨年度に引き続き行ったことなどにより、保険税収入は昨年度費で減少となる見通し となっている。そのほか、平成３０年度からの都道府県単位化に向けたシステム改修費用等に充てるため の補助金が創設され、１４０万８千円が交付されたほか、歳入歳出差し引きの決算見込みで赤字となる恐 れがあることから、国民健康保険事業財政調整基金から５００万円を繰り入れることとなった。歳出の保険 給付費が減少となったことにより、歳入の国庫支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金はいずれも減 少となる見通しで、平成２８年度の決算剰余金は５千万円前後になる見通し。前年度からの繰越金や基金 積立金などを除いた単年度の実質収支においては、２0 千万円前後の赤字の見通しとなっている。 平成２９年度の予算編成においては、適正な医療費や保険税の推計に努め、所要額の算定においては 過大な算定とならないよう十分留意した。また、一般会