5 大气环境概论.doc

５　大気環境概論　 ５．１．１気候 　　　　　　　　　地球の熱バランス（単位：1020 kJ/年） 　　　　　　　　　　太陽と地球の放射のスペクトル ５．１．２地球温暖化（温室効果） 　　　　　大陸の奥地の地表における乾燥空気の組成 　　　　　　　温室ガスによる地球の赤外放射の再放射 　　　　　　水と二酸化炭素による地球の放射の吸収と分子振動 　　人間の活動の影響を受ける温室ガスの性状の要約 　　　　　　　　　　主な温室ガス濃度の経年推定値 　　　　　　温室ガスの大気への放出源（1980年代）  　　　　　　　　温室ガスによる地球温暖化への寄与（1997） 　　　　　　　　１人あたりの二酸化炭素年間排出量（1994年） ５．２酸素の化学 　５．2．１成層圏のオゾン 　　　　　　　　成層圏におけるオゾンの生成反応と分解反応 　　　　　　　　　オゾンによる太陽光紫外線の吸収 　　　　　　　生体組織に対する紫外線照射の損傷能力スペクトル ５．2．２オゾン層破壊 　　　　　　　　Cl-ClOサイクルによる成層圏オゾン破壊 　　　　　　　　南極のオゾンホールに関与する反応の経路 　　　代表的なフロンの一般名と化学構造と地球環境への影響度 ６　大気汚染 　６．１汚染物質とその影響 一酸化炭素 亜硫酸ガス 有害有機化合物 　　　　ホルムアルデヒドとアセトアルデヒド 　　　　多環芳香族炭化水素 粒状物質 NOxと揮発有機化合物 オゾンとその他のオキシダント 　６．２酸性雨 　　　　　　　大気中での酸化性物質の生成、消滅、再生過程 　　　　　　　　　　　　　酸性雨の概念図 ６．３光化学スモッグ 　　　　　酸素、亜酸化窒素や炭化水素と日光によるスモッグの形成 ６．４排出規制 　　１）二酸化イオウ 　　２）窒素酸化物 　　３）一酸化炭素 　　４）光学オキシダント 　　５）浮遊粒子状物質 　　６）ベンゼン トリクロロエチレン テトラエチレン ジクロロメタン 　室内空気環境 　７．１室内空気環境 　　　　人が快適な温度感を感じるのは、体内で生成する熱と体外への放射する熱が等しく体温がほぼ一定しているときである。したがって、気温、気湿、気動の３因子は人の快適な温度感に影響を与える。 気温 温感条件のうち、快適性について最も影響を与える因子。通常、アスマン通風湿度計を使用する。 気湿 気湿は、絶対湿度と相対湿度の２種類の表し方がある（相対湿度が一般的）。 相対湿度（H）＝f/F x 100 F: 乾球示度 t ℃における水蒸気最大張力で表より求める。 f: 試料空気の水蒸気圧（mmHg）であり、スプラングの式より求める。 気動（気流、対流） 気動とは空気の動きのことで、m/secで表され、乾カタ温度計とアスマン通風湿度計により求められる。 カタ冷却力　 カタ冷却力とは、人体の平温（36.5℃）に等しいカタ温度計の示度においてその周囲の空気による冷却力をいい、同器球部表面の単位面積から、単位時間に放出する熱量（mcal/cm2sec）で表示する。カタ温度計には乾球と湿球の２つがあり、それぞれ次のことを意味する。 乾カタ冷却力＝気温と気動による冷却力、すなわち輻射と対流による熱放射量 湿カタ冷却力＝気温、気動、蒸散による冷却力、すなわち輻射、対流のほか水の蒸発による熱放散量 熱輻射（赤外線） 熱輻射（輻射熱）とは、人工的な熱源や太陽輻射などで温度感を与えるものである。 感覚温度 感覚温度（Effective temperature）とは、試料空気と同一の温度感を与える静止した飽湿温度をいう。つまり、気温、気湿、気動の総合効果として人に与える温度感覚に即した値が、その空気の感覚温度である。 換気 必要換気量 換気回数 照度 １カンデラの光が１mの1 luxという。この明るさは、距離の２乗に反比例する。 ７．２室内空気汚染?汚染物質 二酸化炭素 一酸化炭素 空気細菌 粒子状物質（じんあい） その他の汚染物質 窒素酸化物 ホルムアルデヒド トリハロメタン 　７．３シックハウス症候群 近年、新築あるいは改築した家に入居した人から、「目がツーンとする」「頭やのどが痛い」「ゼイゼイする」といった相談が保健所等に多く寄せられています。こうした症状はシックハウス症候群と呼ばれ、住宅の高気密化や化学物質を放散する建材?内装等の使用による室内空気汚染が原因と考えられています。また、「シックハウス症候群」は、住宅の高気密化や建材等の使用だけでなく、家具?日用品の影響、カビ?ダニ等のアレルゲン、化学物質に対する感受性の個人差など、様々な要因が複雑に関係していると考えられています。 24 41