9月21日日本nhk国际新闻.docVIP

Ｇ８外相会合 リビアなど支援へ 9月21日 13時37分 ニューヨークで国連総会が開かれているのに合わせて、Ｇ８＝主要８か国の外相会合が開かれ、先月カダフィ政権が崩壊し、新たな国造りを目指すリビアなど、民主化に取り組む中東各国を支援していくことで一致しました。 ニューヨークでは２０日、Ｇ８の外相会合が開かれ、議長を務めるフランスのジュペ外相や日本の玄葉外務大臣らが出席しました。会合では、中東各国に広がる民主化を求める動きを支持し、エジプトやチュニジアなど４か国に対し、３年間で３８０億ドル（日本円で２兆９０００億円余り）の財政支援を行うことを確認しました。また、会合には先月カダフィ政権が崩壊したリビアから国民評議会のジブリール氏が招かれ、Ｇ８各国として、凍結されていたカダフィ政権の資産が民主的な国造りに適切に活用されるよう、協力していくことを伝えました。会合のあとの記者会見で、フランスのジュペ外相は「厳しい経済状況を克服し、政治改革を成功させるため、われわれが協力していかなければならない」と述べ、主要国が一致してリビアなどの民主化を支援する必要性を強調しました。 南北首席代表会談始まる 9月21日 12時27分 北朝鮮の核問題を話し合う６か国協議の再開を巡る韓国と北朝鮮の首席代表会談が、２１日午前、北京で２か月ぶりに始まり、韓国側は北朝鮮がウラン濃縮活動の中断など非核化に向けた具体的な行動を取るよう求めているものとみられます。 ことし７月にインドネシアのバリ島で行われて以来２か月ぶりとなる南北首席代表会談は、日本時間の２１日午前１１時半から北京で始まり、６か国協議で韓国の首席代表を務めるウィ?ソンナク朝鮮半島平和交渉本部長と北朝鮮首席代表のリ?ヨンホ外務次官は、記者団の問いかけには答えないまま会場入りしました。今回の会談で、韓国側は北朝鮮に対し、国連安全保障理事会の決議に違反するとしているウラン濃縮活動の中断とＩＡＥＡ＝国際原子力機関の査察官の受け入れを求めているものとみられます。一方の北朝鮮側は、これまで「ウラン濃縮活動は発電が目的の平和利用だ」とする立場を崩していませんが、韓国やアメリカ、それに日本は、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動に応じることが６か国協議を再開するうえで欠かせないとしています。南北の首席代表会談は、昼食を挟んで午後も続けられる見通しで、再びアメリカとの直接協議を行うことに期待を示す北朝鮮側が前向きな姿勢を示すのかどうかが注目されます。 南北首席代表 ２１日会談へ 9月21日 7時13分 北朝鮮の核問題を話し合う６か国協議の再開を巡り、韓国と北朝鮮は、２１日に北京で首席代表どうしの会談を２か月ぶりに行うことにしており、韓国側としては、ウラン濃縮活動の中断とＩＡＥＡ＝国際原子力機関の査察官受け入れを迫る方針です。 ６か国協議でそれぞれ首席代表を務める韓国のウィ?ソンナク朝鮮半島平和交渉本部長と北朝鮮のリ?ヨンホ外務次官は、２１日、北京で、ことし７月以来２か月ぶりに会談する予定です。これを前に２０日午後、双方の次席代表クラスが会談の形式や議題について意見を交わしました。韓国政府の当局者によりますと、韓国側としては今回の会談で、国連安全保障理事会の決議に違反するとしているウラン濃縮活動の中断と、ＩＡＥＡ＝国際原子力機関の査察官の受け入れを迫る方針です。これに対して、北朝鮮側は「ウラン濃縮活動は発電が目的の平和利用だ」とする立場を崩していませんが、その一方でアメリカと再び直接協議を行うことに期待を示しています。こうしたことから、今回の南北の会談は、アメリカと韓国が６か国協議を再開するうえで欠かせないとしている非核化に向けた具体的な行動について、北朝鮮側が前向きな姿勢を示すかどうかが焦点となります。 国連 新政権支援の発言相次ぐ 9月21日 6時45分 ニューヨークの国連本部で６０か国以上の首脳らが出席してリビア問題の会合が開かれ、各国からは、カダフィ政権を崩壊に追い込んだ国民評議会による新しい国づくりを支えていくという発言が相次ぎました。 国連でリビアの代表権がカダフィ政権から新しい国づくりを担う国民評議会に移譲されたことを受け、国連本部では、今週からカダフィ政権が定めた緑色の国旗に代わって、赤、黒、緑の新しい国旗が掲げられるようになりました。こうしたなか、国連本部で２０日、リビア問題の首脳級会合が開かれ、アメリカのオバマ大統領やフランスのサルコジ大統領、それに日本の玄葉外務大臣など６０か国以上の首脳や閣僚らが出席しました。会合で、国民評議会のアブドルジャリル議長は「リビアは自由を得たが、カダフィ政権が長く続いたために課題は山積している」と、国際社会の支援を求めました。これに対して、国連のパン?ギムン事務総長が「