世界史b学习指导案.docVIP

　 初任者研修研究授業（地理歴史科） 世界史Ｂ　学習指導案 日 時：平成16年11月19日（金） ３校時（11:05～11:55） 　　　　　　　　　　　　 　学校名：沖縄県立那覇西高等学校 対象学級：１年４組（普通科） 授業者：渡邊尚子（地理歴史） 指導教諭：豊見本美重子 世界史Ｂ　学習指導案 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校名：沖縄県立那覇西高等学校 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　対象学級：１年４組（普通科） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　男子19名、女子21名（計40名） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日 時：平成16年11月19日（金） ３校時 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　授業者：渡邊尚子 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指導教諭：豊見本美重子 １．単元名　　　大単元：　第６章　ヨーロッパ世界の形成と発展 　　　　　　　　小単元：　第１節　西ヨーロッパ世界の成立 ２．使用教材　　教科書「詳説　世界史Ｂ」　山川出版社 　　　　　　　　資料集「新詳　世界史図説　??????????版」　浜島書店 　　　　　　　　??????「詳説　世界史要点整理ノート」　山川出版社 　　　　　　　　参考図書「MANGA??????世界史Ｂ」学習研究社 ３．小単元設定理由 　　①教材観???　 ゲルマン諸国家の中で、フランク王国のみが特別に発展しえた原因を理解させる。また、ローマ＝カトリック教会が西欧教会の頂点に立つに至った原因を理解し、フランク王国と提携する中でビザンツ帝国から独立する経緯をとらえさせる。カール大帝の戴冠の意義を理解させ、西ヨーロッパが統一的な世界として成立したことを認識させる。 ②生徒観???　今回の小単元は、中世ヨーロッパの歴史について学ぶ。生徒のヨーロッパに関する興味は高く、例えば映画、音楽やスポーツなどをマスコミで目にする機会も多い。よって、今回の小単元については生徒の興味や関心をひきだしやすいと思われる。 生徒の中には世界史を暗記物として苦手と感じている人も多い。世界史学習についてアンケートをとると、地名や人名の区別、歴史的な事象が生じた原因やその背景、地図上の位置関係などが紛らわしく難しいという生徒の声を多く聞いた。 しかし、この小単元では生徒がもともと興味や関心を持っているので、他の地域の歴史に比べると学習しやすいのではないかと思う。生徒の興味?関心をさらに深化させるように授業を進めていきたい。 　 ③指導観???　　西進してくるゲルマン人は支配者として各地に部族国家を形成するが、多くは短命に終わる。その中で、フランク人は正統派のアタナシウス派に改宗し、ローマ教会の庇護者として期待され、ローマ皇帝の冠を授けられた。以後、一定の秩序ある社会の中心的枠組みを形成し、ヨーロッパを代表する勢力となったフランク人の活躍を、イスラーム勢力との関係を考慮に入れながら授業を展開していきたい。 　　　　　　　　　　また、あまり細かい知識に執着せず、基本的な事柄をしっかり理解できるよう指導していきたい。 ４．小単元の指導計画???「フランク王国の発展とイスラームの侵入」 　　　　　　　　　　　　 「ローマ＝カトリック教会の成長」 ５．本時の目標???●フランク王国が台頭した宗教的?政治的理由をしっかりと理解する。 　　　　　　　　　　●???＝?????教会の成長と発展について多面的に考察し、理解する。 　　　　　　　　　　●フランク王国と???=?????教会が提携するに至った経緯を理解する。 ６．クラスの様子 　　　１年４組（普通科）は、男子19名、女子21名、計40名で構成されており、女子の比率が若干高い。授業中は静かな雰囲気であるが、その中で積極的に発言するのは、ほとんどが女子である。 　　しかし、男子も質問をするとちゃんと返答してくれるので、比較的授業を行いやすいクラスである。 　　　教科書の内容を把握するまでの理解力に少し足りないところがあるので、丁寧に授業を進めていく必要があるが、いったん内容を理解すると知識の定着はしっかりできているように思われる。 　　　世界史を学び始めて半年が過ぎようとしているが、世界史についてのアンケートを行うと、苦手意識を持つ生徒もいれば楽しく学習している生徒もおり、その興味?関心の持ち方に差がでてきている。多くの生徒に楽しく世界史を学んでもらえるように授業の工夫を心がけていきたい。 ７．本時の指導案 学習内容 学習活動 指導上の留意点 評価 導 入 ５分 ?前時の復習 出欠点呼 本日の学習内容の提示 （指示） ?前時で学習した「?????人の大移動