地史学试验.PDFVIP

2002 年5 月23 日 地史学実験 フィールドワークレポート 調査日（2002.5.22 当日:曇り時々雨 前日:小雨有り） 物質地球科学科地学系 ３年次003219 Ｂ 中村研究室所属 小嶋 純史 ※ 今回のレポートにあたって、１人で巡検をしたため、間違いが多数見受けられると思います。もし お手数でなければ訂正して頂ければ幸いです 理学部専門選択科目 ｢地史学実験｣ (担当：藤田和彦先生・山本聰先生) 第二回フィールドワークレポート テーマ：西原町小波津に見られる砂泥互層の柱状図を描く No ．２００２０５２２０１（砂泥互層の露頭とパッチ） 場所：沖縄県中頭郡西原町小波津(別紙STOP １)県道 155 号線を呉屋向け小波津 団地手前。県道沿いに左手に見える露頭 内容：砂泥互層の観察と考察。 結果：前日も当日も小雨が降っていたので露頭の正確な色ははっきりしなかったが、 砂岩と泥岩の互層は観察できた。（Fig.1） 足元から約95cm のところに泥岩の薄い層(約 1cm)がある。（Pho.3） パッチを含めて、泥岩層と一部の砂岩は微褶曲しているようだ。 そして、その褶曲の仕方とパッチの点在の間隔には一定のきまりがあるようだ。 Pho.2 は生痕化石のようだ。 補足：パッチ？(地学事典に載っていないので友人から聞いた説明) は生痕化石や くぼ地などに溜まった砂が過剰に圧力を受けて固まったものである。 パッチ(Pho.1) 泥岩層(Pho.3) 上限不明 砂岩層 320cm 1cm 95cm 砂岩層 歩道 生痕化石？(Pho.2) Fig.1 砂泥互層の露頭スケッチ Pho.1 砂岩のパッチ Pho.2 生痕化石( ？) Pho.3 泥岩層 No ．２００２０５２２０２（砂泥互層の露頭と断層） 場所：沖縄県中頭郡西原町小波津(別紙STOP ２)県道 155 号線を呉屋向け小波津 団地手前。県道沿いに右手に見える露頭。お墓の隣。 内容：砂泥互層の観察及び、断層の考察 結果：前露頭で見られたような砂岩と泥岩の互層が見られた。しかし、前露頭 では泥岩層１つ、砂岩層２つしか見られなかったが、今回の露頭は最低でも 砂岩層５つ、泥岩層４つが観察できる。そして、全体の露頭としては6.5～ 7.0m の砂泥互層である。(Fig.2) 露頭左側に断層が見られる。(Pho.4) これは断層のズレ具合から正断層と判断し