技术政策论科学技术政策と技术发展.PPT

* 第13回　国際秩序について 公共政策大学院 鈴木一人 kazutos@eis.hokudai.ac.jp 国際社会の構造 主権国家システムにおける主体間の交渉 主権国家→領域に排他的な決定権をもつ主体 国家の上位に統治する組織を持たない→無政府状態 主権国家と国民国家 主権国家は国民の性質、統治体制を問わない 国民国家は「国民」を構成員とする 「国民（ネイション）意識」に基づく国家体制 本質的に民主主義的な権力関係を包含する 国民国家はナショナリズム、ポピュリズムと表裏一体 主権国家同士の交渉によって秩序を形成する * いかに秩序を作り出すか 無政府状態である国際秩序 国益を最大化する国家→戦争も辞さない 戦争のコストとリスク→安定した国際秩序の希求 国際社会における規範の体系化 国際慣習法→国家間のトラブルの解決法 国際制度→国連憲章をはじめとする規範の体系化 国際機構→主権国家の同意によって構築される 同意は拘束する 主権を持つ国家による同意→約束を守る信義則 国際社会は信義則に基礎づけられた秩序が存在する * 国際秩序の不安定化 規範と合意を尊重しない国家の存在 力のある国家は拘束を嫌う→秩序攪乱の傾向 規範と合意に違反した際の罰則の影響力 脆弱性の高い/低い国家＝対外的依存度が高い/低い国家 国家による秩序の不安定化 テロリスト?過激主義→国際秩序の規範も合意も無関係 破綻国家→国際的な規範や合意を守れない存在 独裁体制→国際社会から排除された存在だが、主権国家である以上、主権国家システムに拘束される グローバル化による不安定化の拡散 * グローバル化による不安定化 主権国家に閉じ込められたヒト?モノ?カネ?情報 国家間の格差→国境を超えた移動によって利益 国家によるコントロールの困難 ヒト?モノ?カネを引き付ける魅力を求める国家 法人税の低下、規制緩和などの新自由主義的な政策 国内の貧富の格差の拡大と中間層の衰退 国内での不満の蓄積→国家に守ってもらえない人々 ナショナリズム?ポピュリズムの興隆 国境を超えるヒトと情報 テロリストの移動、テロを呼びかけるメッセージの拡散 * 国際秩序の再構築 不安定化した国際秩序をいかに再構築するか グローバル?ガバナンス 越境的問題→環境問題、感染症、金融危機など 国家間合意に基づいてルール作り→執行は国家 国際的な介入 国際社会に脅威となる存在を介入によって排除 武力行使は最後の手段→外交?仲裁?制裁など 内向きになる国家 国際社会からの影響を水際で食い止めようとする国家 国家は果たしてそれだけの力を持っているのか？ *