广岛内路面下空洞调查业务特记仕样书.PDFVIP

広島市内路面下空洞調査業務 特記仕様書 １ 本業務は、特記仕様書及び広島市の調査・設計・測量業務等共通仕様書 （及び別添）（平成 28 年度）により施行すること。 （業務目的） ２ 本業務は、広島市が管理する道路において、路面下空洞探査車等を使用して路面下の空洞発 生の有無を探査・解析し、現状の把握を行い安全・円滑な交通を確保するための維持管理に資 することを目的とする。 （調査対象） ３ 本業務における調査対象は、別紙「調査路線」のとおりとする。 なお、調査路線内の橋りょう及びトンネルは除くものとする。 また、本業務履行中の異常気象等により、調査区間の調整等を行う必要が生じた場合は調査 職員の指示によるものとし、契約変更の対象とする。 （管理技術者） ４ 管理技術者は、下記のいずれかの資格を有するものを配置すること。 ・技術士（建設部門：道路又は土質及び基礎）の資格を有し、技術士登録を行っているもの ・RCCM （道路又は土質及び基礎）の資格を有し、登録証書の交付を受けているもの （再委託） ５ 受注者は、下記に示す本業務における主たる部分を再委託することはできない。 ⑴ 全体作業の計画立案 ⑵ 打合せ協議 ⑶ 調査・解析手法の決定 ⑷ 現地におけるデータ取得 ⑸ データ解析及び解析における技術的判断 ⑹ 報告書作成 なお、コピー、ワープロ、印刷、製本、計算処理、トレース、資料整理などの簡易な業務 の再委託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。 （打合せ協議） ６ 本業務では業務着手時、中間報告時、業務完了時（成果物提出時）の計3 回を予定している。 各打合せ時に以下の書類を提出し、調査職員の承諾を得る。 ⑴ 業務着手時：業務計画書 受注者は、契約後速やかに業務計画書を作成し、調査職員に提出するものとする。 業務計画書には、次の事項を記載するものとする。 ① 業務概要 ② 実施方針 ③ 工程表 ④ 業務組織計画（管理技術者等） ⑤ 探査機材性能検定書（下記７に示す性能基準が満たされていることの証明） ⑥ その他本業務に必要な事項 ⑵ 中間報告時 ・レーダ探査結果報告書 （異常箇所調書） 抽出した異常箇所毎に、位置図、ポジショニング写真、異常信号規模（信号の概略広がり と検知深度）、取得データ等をとりまとめたものを報告すること。 ・詳細位置情報報告書（詳細位置情報調書） 調査職員が指示した異常個所毎に信号位置の詳細情報とその概略広がりを示したものを 報告すること。 ⑶ 業務完了時：調査報告書 調査方法、調査機器、調査結果、空洞調査調書等、本業務の一連の結果及び結果の根拠と なる資料を取りまとめたもの。 （調査・解析） ７ 本業務の業務内容は以下のとおりとする。 ⑴ 一次調査 ① レーダ探査（空洞探査車） レーダ探査は、路面下空洞探査車（車載型地中レーダ）により車線毎に非破壊調査を行 い、取得記録データを解析し異常箇所を抽出する。 探査幅は2.5m 以上取得するものとし、１回の走行で2.5m データ取得が行えない場合に は、複数回計測することで必要な探査幅を満たすものとし、これに掛かる費用は受注者で 負担するものとする。 抽出された異常箇所については、前方・左方・右方の３方向の周囲の状況を撮影し、概 略位置をおさえる（ポジショニング写真）。 なお、レーダ探査は一般車両に対し安全・円滑な交通を確保するとともに、短時間で調 査が行える自走式探査車とし、使用する路面下空洞探査車（車載型地中レーダ）は、下記 に示す性能と同等以上のものとする。 ・自走式電磁波地中レーダ探査車で、回転灯・調査標識等を装備があるもの。 ・探査速度は、50km/h 程度で行えるもの。 ・探査深度は、1.5m まで行えるもの。 ・探査能力は、（縦）50cm×（横）50cm×（厚さ）10cm 以上の空洞が確認できるもの。 ・表示、記録は、取得波型データをデジタル処理し、端末画面及び磁気ディスク等で行 う。また、距離やその他ア