那须岳草津白根山.PDF

那須岳 レベル レベル上げの判定基準 レベル下げの基準 ・噴石が居住地域（火口から 4km 程度）まで飛散 ・居住地域に達する火砕流や融雪型泥流が発生する ５ ・火山灰による影響が広範囲におよぶ （レベル下げ基準） ・顕著な地殻変動が継続 左記該当する現象が観測されなくなった場合に ・小、中規模噴火の頻発 は、活動状況を勘案しながら、必要に応じて火山 ・溶岩ドームの出現 噴火予知連絡会での検討結果も踏まえ、総合的 に判断する ４ ・山腹への火砕流や融雪型泥流を確認した場合 ・火山灰による影響範囲が広がる ・顕著な地殻変動が継続 ・噴石が火口から２．５ｋｍ程度まで飛散する噴火の発生、もしくは、噴火発生と予想される ・噴火が発生し、噴煙の高さが 3000m 程度に達する （レベル２への下げ基準） ３ ・（噴煙不明の場合）Ａ点で空振振幅の目安５０Ｐａ程度または、Ａ点の爆発地震振幅が３０ミリカイン以上 左記基準に該当する現象が観測されなくなり、お おむね 1 ヶ月が経過した場合 ・山頂直下を震源とする火山性地震のさらなる増加 ・振幅の大きな火山性微動が発生 ・那須岳（茶臼岳）火口で小規模または、ごく小規模の噴火発生。噴石の飛散は火口から１．５ｋｍ程度まで。 （レベル 1 への下げ基準） ２ ・噴気量の更なる増加、噴気温度の上昇が観測される 左記基準に該当する現象が観測されなくなり、お ・山頂直下を震源とする火山性地震の増加 おむね 1 ヶ月が経過した場合 ・火山性微動の多発 （小規模な噴火発生の微動振幅の目安としては、Ａ点で1.5 ミリカイン程度） ・噴気活動は低調（噴気高さ５００ｍ以下） １ ・長期的な地殻変動が見られることがある ・単発的な、振幅の小さい火山性微動の発生（予想される現象は火口内に影響する程度） ＊レベル判定は、各項に示されている判定基準をすべて満たした場合に行なわれるのではなく、現れている現象を総合的に検討して判断する。 ＊また、レベルの下げについても、概ねの基準を示しており、現象を総合的に検討して判断する。 ＊表中の噴石は、風の影響をうけず、弾道を描いて飛散する程度の大きさ（おおむね５０ｃｍ）のもの。また、表中の火口とは那須岳中心に半径 500ｍを想定している。 ＊表中のごく小規模噴火とは火口内及びそのごく近傍に影響のある噴火、小規模噴火とは、火口周辺に影響のある噴火、中規模噴火とは、火口から山麓までに影響のある噴火 を指す。 草津白根山 レベル レベル上げの判定基準 レベル下げの基準 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生（次のいずれかが観測された場合） ・山頂火口から半径３km程度まで噴石が飛散 ・規模の大きな溶