消费者行动理论.PDFVIP

第 １分野 消費者行動理論 テーマ別ガイダンス 消費者行動理論 １ 各テーマの関連 消費者行動理論 無差別曲線 1-1　一般的な無差別曲線 1-2　特殊な形状の無差別曲線 予算制約線 1-3　予算制約線 1-4　効用最大化 最適消費 1-5　所得消費曲線 1-6　価格効果 需要の価格弾力性 1-7　需要の価格弾力性 本章では、消費行動理論について説明します。また消費者については、１人の消費者（個別消費者）を前 提にします。もちろん実際には、ある財やサービスの消費について多くの消費者が存在しますが、ここでは その中で１人の消費者の行動に着目することにします。 さらに、消費者は、自己の効用を最大にするように財を消費すると仮定します。この効用とは、一般に満 足感と呼ばれるものです。私たち消費者が財やサービスを購入するのは、究極的には効用すなわち満足感を 得るためであると考えます。そして、この効用（満足感）を最大化することが、最適な消費になると考えま す。 そこで、本章ではまずこの効用について、無差別曲線を用いて説明します。無差別曲線とは、２つの財が 存在するという２財モデルの下で、ある消費者の効用（満足感）を表すものです。したがって、実際の消費 を行う際には、この２財の組み合わせを考えることになります。さらに、ある消費者の消費を考える上で重 要になるのが予算です。なぜなら、予算を超える消費はできないからです。その上で、無差別曲線と予算の 制約を考えた上で、最適な消費を説明します。 4 さらに、他の条件を一定にしてある消費者の予算（所得）が変化した場合に、最適な消費はどのような影 響を受けるのかを説明します。特に、所得消費曲線は過去にも出題されたことがあり重要です。図を理解し ましょう。最適消費の最後のテーマとして、他の条件を一定にしてある財の価格が変化した場合に、最適な 消費はどのような影響を受けるのかについて説明します。こうした影響のことを価格効果と言い、代替効果 と所得効果に区分されます。この、代替効果と所得効果については過去に何度も出題されたことがあり重要 ですから、しっかりと理解しましょう。最後に、消費に関連して需要の価格弾力性について説明します。 ２ 出題傾向の分析と対策 １ 出題傾向 # テーマ H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 1-1 一般的な無差別曲線 1-2 特殊な形状の無差別曲線 1