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第７回　神奈川県障害者技能競技大会 電子機器組立て（公開課題） 次の「２．注意事項」及び「３．仕様」に従って、「省エネコントローラ」のＰＢ２プリント配線板を組立て、シャーシへ取付けて、端子台への配線を行い、正しく動作することを確認しなさい。 １． 競技時間 標準時間 1時間45分 打切り時間 2時間00分 ２． 注意事項 （1） 支給された材料の品名、数量等が「４．支給材料」のとおりであることを確認すること。 （2） 支給された材料に異常がある場合は、競技開始前に申し出ること。 （3） 支給材料以外の材料は、一切使用しないこと。 （4） 競技中に、部品等が損傷したり不足した場合は、申し出ること。（競技委員が再支給として対応するが、部品の種類に応じて減点される。） （5） 使用工具等は、「５．使用工具等一覧表」で指定した以外のものは使用しないこと。（ただし、一覧表に無い工具等を使用しなければ、作業が出来ない等の理由がある場合は、事前に審査を行い、使用可能であるかを判断する。） （6） 競技中は、工具等の貸し借りを禁止する。 （7） 専用治工具的に加工した工具及びトルクが測れる工具は、持参してはならない。 （8） シャーシ、プリント配線板(以下「プリント板」という)等には、指紋や傷を付けないように十分注意すること。 （9） 保護めがねについては必ず持参し、はんだ付け作業時に着用すること。 （10）作業に当たっては、安全に十分注意すること。また、作業時の服装等は、作業に適したものであること。 （11）３． 仕様 仕様は、次に示すとおりとするが、仕様中の部品の形状は、支給された部品によって異なることがある。また、課題の機能は、人の動きを感知することで、ソケット(SK1)に接続される機器の電源供給を制御する。  ３-１． 回路図及び部品端子図 回路図は「６-１．省エネコントローラ回路図」、部品端子図は「６-２．部品端子図」に示すとおりとする。 ３-２. ＰＢ２プリント板の組立て (1) プリント板の組立ては、「７-２．ＰＢ２プリント板組立て図」によって行うこと。また、「部品面」と「はんだ面」の呼び方は、「７-２．ＰＢ２プリント板組立て図」による。なお、本課題作成に「７-１．ＰＢ１プリント板組立て図」は含まれないが、参考記載とする。 (2) 部品の取付け方向と表示 イ． 部品は、プリント板へ水平又は垂直に取り付けるものとし、曲がりの範囲は1[mm]以下とする。 ロ． 部品の表示又は定格が、識別できるように取り付けること。 ハ． 抵抗器(チップ抵抗器も含む)は「プリント板組立て図」を正面から見て下から上、左から右方向に読めること。 ニ． 極性を有する部品は、回路図の指定によること。 ホ． ショートプラグ(JP1,2)及びショートソケット(JS1,2) 図1 (3) 部品取付け方法 イ． 抵抗器、チップ部品、ダイオード、電解コンデンサは、プリント板にほぼ密着させて取り付けること。 なお、浮き上がり限界は、図2に示すとおりとする。 図2 ロ． IC、シングルラインソケット(J1,2)、端子台(CN1,3)、ディップスイッチ、ショートソケット(JS1,2)、ショートプラグ(JP1,2)、半固定抵抗器、集合抵抗器(RB1)、リレーは、止まりがあるものは止まりまで差し込み、止まりがないものは密着して取り付けること。 なお、浮き上がり限界は、図3に示すとおりとし、底面に突起がある場合は、突起の先端からの寸法とする。 図3 ハ． 左右のリード線は、バランスよく取り付け、図4に示すように無理な力を加えないこと。 図4 ニ． トランジスタ(TR1)、発光ダイオード(LED3,4)は、図5に示す方法で取り付け、リード線には絶縁チューブをかぶせること。 図5 ホ． 焦電素子(SE1)のリードは、フレネルレンズを取り付けた時にフレネルレンズに接触しない長さに切断し、図6に示すようにシングルラインソケットに挿入して取り付ける。 図6 注 フレネルレンズは、つめ部が確実にかかるように取付けること（丸穴は除外する）。 ヘ． チップ抵抗器(R1,3,8,9)?セラミックチップコンデンサ(C4,6,11,12,13,14)(a)、(b) また、図7(d)のようにチップ部品を立てて取り付けないこと。 (a) (b) 取付け方　良い例 取付け方　悪い例 (c) (d) 図7 ト． SOP?IC(IC4,6)のランドに対する位置ずれは、図8に示すとおりとする。 また、リード方向へのずれは図9のとおりとする。 図8 図9 (4) 部品リード線の折り曲げ、処理方法 イ． 抵抗器、電解コンデンサ、ダイオード、トランジスタのリード線は、ランド面にほぼ密着させて折り曲げ、ラン