第Ⅱ－分科会子育て支援と児童虐待-全日本自治団体労働组合.DOC

－? PAGE 1?－ 第Ⅱ－①分科会 子育て支援と児童虐待 座　　　　長 辰　巳　信　彦 （自治研中央推進委員?兵庫県本部） 副　 座 　長 中　西　　　満 （自治研中央推進委員代理?社会福祉評議会） 記　　　　録 山　田　美代子 （自治研中央推進委員?岐阜県本部） 企画?運営他 中　島　圭　子 （自治研中央推進委員?中央本部健康福祉局長） 平　川　則　男 （自治研中央推進委員?中央本部健康福祉局臨時中執） 17日(金)13：00～17：00　きょうさいサロン　末広 13：00～13：15 司会あいさつ、分科会の説明 13：15～14：45 基調講演「地域における子ども家庭施策の現状と 　　　　次世代育成支援計画（後期）への取り組み課題」 　　　　　　　　　　森田　明美（東洋大学教授） 14：45～16：15 レポート発表 　①　要請レポート：「『こうのとりのゆりかご（赤ちゃんポスト）』をめぐる状況と行政サービスに与えた影響」 　　　　　　　　　　熊本県本部／衛生医療評議会?事務局長　伊津野　浩 　②　要請レポート：「八王子市の次世代育成支援対策～子どもに手の届く八王子の子ども?家庭支援を目指して～」 　　　　　　　　　　東京都本部／八王子市職員組合?特別執行委員　佐藤千恵子 　③　要請レポート：「十勝地方本部保育集会シンポジウム『地域で支える子どもと家族』」 　　　　　　　　　　北海道本部／十勝地方本部?社会福祉評議会 　④　自主レポート：「子どもの生命?人権?育ちを守るために　養護施設?市区町村?児童相談所の連携をめざして」 　　　　　　　　　　東京都本部／自治労東京都庁職員労働組合?福祉保健局支部 　　　　　　　　　　　　　　　　今里　文子 　⑤　自主レポート：「社会的養護を必要とする子どもたちをまもるために～北海道の福祉施策のあり方と自治体職員の役割～」 　　　　　　　　　　北海道本部／全北海道庁労働組合連合会?札幌総支部? 　　　　　　　　　　　　　　　　中央乳児院支部 　⑥　自主論文：「子育て支援と児童虐待」 　　　　　　　　　　北海道本部／中標津町職員労働組合連合会　高松絵里子 16：15～17：00 フロアー討議 　　　　　　助言者：森田　明美（東洋大学教授） 17：00 休　会 18日(土) 9：00～12：00　きょうさいサロン　末広 9：00～ 9：05 司会あいさつ、パネリスト紹介 9：05～12：00 パネルディスカッション「地域における子育て支援体制の現状と課題」 　コーディネーター：森田　明美（東洋大学教授） 　パネリスト：土渕美知子（前函館児童相談所所長） 　　　　　　　　　　伊藤　学志（石狩市役所保健福祉部子育て支援課） 　　　　　　　　　　前田　信一（こども教育宝仙大学専任講師） 　　　　　　　　　　島田美樹子（熊本市東保健福祉センター保健師） 12：00 閉　会  第Ⅱ－①分科会：子育て支援と児童虐待 テーマ 「児童虐待から子どもの人権と尊厳を守るために」 ― 市区町村、児相?福祉施設の機能強化と連携のあり方を探る ― 特徴的な情勢 　急速な少子高齢（人口減少）社会への進行の中で、国?自治体をあげて少子化対策の拡充をはかってきたが、少子化がさらに進行し、一方で、児童虐待問題は量的にも質的にも増大?深刻化している。今年４月に施行された改正虐待防止法は、保護者に対する行政の強制力強化を中心とした虐待防止策となっているが、児童福祉行政は、現実の必要性に実施体制の整備?拡充が追いつかず、対症療法的な対応に忙殺され、市区町村の相談?支援部門と関連機関等との連携も不十分な状況にある。このような状況を受けて「児童虐待防止策」や「社会的養護問題」について、親に対する養育支援を含め、子どもを社会的に養育するしくみづくりに向け、問題の所在と解決に向けた課題を明らかにしていく必要がある。 主要論点と実践課題 　「児童虐待の一層の深刻化の現実」を踏まえて、子どもの権利保障を基本視点に「社会的養育体制の強化」にむけた市区町村?児童相談所?児童福祉施設の現状と課題について検証し、地域での連携?ネットワークの可能性と次の改革に向けた取り組み課題を模索する。 ①　子どもの権利?人権の確保を第一義とした児童福祉施策体系の確立 ②　市区町村の相談支援体制や児童相談所?児童福祉施設改革の課題の明確化 ③　市区町村施策の拡充、児童福祉施設、児童相談所の運動的連携の促進 討 論 の 柱 ● 拡大し深刻化する児童虐待の中で、市区町村における相談支援体制をいかに構築するのか。 ● 地域で身近な施設である保育所、児童館などにおける虐待防止に向けた相談?支援の取り組み。 ● 広域?専門施設?機関である入所型福祉施設や児童相談所と地