庆应义塾大学长濑特任教授PDF1909KB-原.PDFVIP

第１回「いちはら未来会議」 これからのまちづくりのキーワード －低成長・成熟化時代の新しい総合計画を考える－ １．私たちはどのような時代に暮しているか ２．市原市の未来展望 -私たちはどのような時代を迎えるのか(切り拓くのか） ３．これからのまちづくりのキーワード -低成長・成熟化時代の新しい総合計画を考える 長瀬光市（慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授） 平成27年10月4 日 １．私たちはどのような時代に暮しているのか １私たちはどのような時代に暮しているのか ‐3 （１）拡大・成長時代から低成長・成熟化時代へ 拡大・成長時代 低成長・成熟化時代 高度経済成長期 安定経済期 バブル経済期 失われた20年期 人口減少期 （１９５５～１９７３） （１９７４～１９８５） （１９８６～１９９０） （１９９１～２０１０） （２０１１年～ ） 【人口】 ・人口増加都市集中 ・団塊世代の就職と農 ・好景気の人口移動 ・格差が鮮明に ・本格的な人口減少・高 ・人口84.7％増 村からの移動終了 ・再び東京圏を中心に人 ・３７県で人口減少 齢者増加時代へ ・三大都市圏46.1％ ・東京周辺都市人口 口流入 ・０５年国勢調査により、 ・高齢化率、２０４０年、 集中、地方人口減 増加へ ・地方再び人口減少へ 総務省が人口減少社会 ４０．５％へ 少 ・人口1億１千7百万人 ・人口１億2千3百万人 を予測 ・人口2040年9700万人 ・人口1億4百万人 ・８０年市原市人口 ・９０年市原市人口 ・1億2千7百万人 ・14年、空家率13.5％ ・７０年市原市人口 ／２１万9千人 ／２５万５千人 ・２０１０年市原市人口 ・2040年市原市人口 ／15万６千人 ／２７万9千人 ／2 ２万5千人 【経済】 ・高度経済成長：成長 ・安定低成長：成長駆 ・プラザ合意と金融政策 ・デフレとゼロ成長、 ・デフレ脱却と安定成長 人口移動の相互推進 動要因の終わり の失敗としてのバブル リーマンショック は可能か ・GDP平均：９１％ ・GDP平均：５％ ・GDP平均：４２％ ・GDP平均：‐０９％ ・経済の成長率の向上 ・全産業全地域発展 ・福祉と格差縮小 ・民活・都市再生 ・製造業の流失と公共投 は東京一極集中をも ・６０年四大公害訴訟 ・地方で、製造業誘致 ・８７年リゾート施行に 資減→都市の疲弊 たらす可能性 ・市原市埋め立て事業 と公共投資 よる自然環境破壊問題 ・経済のマイナス成長続く 65年～75年 ・開発による住環境悪 惹起 ・自治体財政逼迫、自 化、日照権問題惹起 立は可能か 【計画行政】 ・77年３次全総 ・８７年４次全総 ・９８年国土デザイン ・１１年自治法改正・基 ・62年１次全総 ・７６年３次首都圏整