兵库県地域遗产活用指针.pdfVIP

兵庫県 地域遺産活用指針 ～地域の宝を五国で活かす～ ２０１９年 ５月 兵庫県 Ⅰ はじめに １ 今なぜ地域遺産か ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P1 ２ 指針の位置づけと目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P2 ３ 地域遺産とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P2 Ⅱ ひょうごの地域遺産の特色、可能性 P3 Ⅲ 取組みの課題と方向性 １ 取組みの課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 ２ 取組みの方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 Ⅳ 重視すべき視点 P9 Ⅴ 地域遺産を活かす地域づくりに向けて P10 １ 地域遺産を発見する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P11 ２ ス トー リーを描 く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P13 ３ 地域遺産の価値を磨 く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P15 ４ 地域遺産の価値を発信する ・・・・・・・・・・・・・・・ P17 ５ 地域遺産を五国 （広域）で活かす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P20 ６ 地域遺産を次代につなぐ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22 関係用語集 P25 指針策定の経緯 P29 Ⅰ はじめに １.今なぜ地域遺産か～高まるコミュニティの リスク、歴史資源への期待～ ・ 兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海に面し、淡路島を介 して太平洋を臨 む広大な県土を持ち、美 しい自然や多様な風土に恵まれ、そこに豊かな歴史、 文化、厚みのある産業を多くの先人たちが築いてきた。 ・ これ ら自然や人の営みの所産は、自然景観や有形 ・無形の文化財など、各 地に様々な形で存在 してお り、人々の生活に深 く関わるとともに、地域の個 性やアイデンティティとなっている。 ・ しかし、近年、多自然地域では少子高齢化や人 口減少の進展等により、小規 模集落が増加 し、人 口の流動性の高い都市