サツマイモによる屋上緑化の熱的影響の実測NIPPON..ppt

サツマイモによる屋上緑化の熱的影響の実測 1073333　田口 周作 研究背景 大きな空気冷却 効果 蒸散 蒸散 日射 遮蔽 葉の表側 が高温に 熱が こもる 日射遮蔽 サツマイモ屋上緑化 ビル ビル 糸瓜 胡瓜 ゴーヤ 緑のカーテン サツマイモの葉の冷却効果は存在するのか 存在するならばどの程度の冷却効果なのか ヒートアイランド現象の緩和効果はあるのか 研究目的 サツマイモ屋上緑化 緑のカーテン 熱が こもる ビル 糸瓜 胡瓜 ゴーヤ 大きな空気冷却 効果 葉の表側 が高温に 　実測概要 実測場所 　日本工業大学の6階建て建築棟屋上 栽培開始 　2010年5月22日 実測期間 　2010年10月4日～24日、11月2日～13日 　計31日間　 ５月２２日 栽培開始 　実測準備期間 8月28日 緑化面が 予想より 広がらず 9月10日 鉢植えの 間隔を 狭める 11月13日 実測終了 10月4日 実測開始 　測器設置状況 　測器設置状況 日向1.0m 日向1.0m 温度計　日向1.0m×2 屋上気温の基準 ?基準気温を測定 　測器設置状況 日向0.4ｍ 日向0.4m 日向0.4ｍ 温度計　日向0.4m×4 日向0.4mの気温 を測定 日向0.4ｍ 　測器設置状況 日陰0.4m 温度計　日陰0.4m×4 日陰0.4mの気温 を測定 日陰0.4m 　測器設置状況 長短波放射計 緑化箇所上部の放射計 日向側の葉の表面 放射温度と日射を測定 長短波放射計 　測器設置状況 精密赤外放射計 精密赤外放射計 緑化箇所下部の放射計 日陰側の葉の表面 放射温度を測定 　測器設置状況 日向熱電対 日向熱電対 未接着時の熱電対 日向側の熱電対×2 未緑化屋上スラブの温度を測定 　測器設置状況 日陰熱電対 日陰熱電対 日陰側の熱電対×2 緑化した屋上スラブの温度を測定 未接着時の熱電対 11月13日 実測 終了時 　実測期間での葉の変化 10月2日 実測 開始時 実測期間による活性の違いがあり得る 日向側 放射温度 10：00～16：00 　活性低下で日向の葉の温度は変わるか 測定期間経過で 基準気温との温度差上昇 葉が枯れはじめ、基準気温との差が広がった ?測定初期のデータが冷却効果を見るには良い 放射計 基準気温 10：00～16：00 　活性低下で日陰の葉の温度は変わるか どの期間でも基準気温との差が±１℃の範囲 葉が枯れはじめても、基準気温との差が小さい ?葉の状態に関わらず基準気温に近い気温 放射計 日陰側 放射温度 基準気温 日射 日陰側の葉の表面放射温度 基準気温 日向側の葉の表面放射温度 日向0.4ｍ－基準気温 日陰0.4ｍ－基準気温 日陰側の葉の表面放射温度－基準気温 実測初期10月13日の実測結果 日陰側の葉の表面放射温度と、日陰0.4mの変化が似通っている 　実測初期　 の温度変化　 日陰0.4mは基準気温に近いが、大きい冷却効果は見られない 　日陰の気温と放射温度の関係 原点を通過する形で相関関係がある ?葉の裏側の温度に影響されている 日陰側 放射温度 10：00～16：00 10/12～10/17 日陰0.4m 基準気温 　冷却効果の有無 日陰0.4mが基準気温以下になる時は葉の裏面が気温より低いため?葉に空気冷却効果がある 日陰0.4m　 10：00～16：00 10/12～10/17 日陰0.4mは基準気温より低いものの、最大でも‐0.5℃の差 日向0.4m　 基準気温 　空から見た緑化効果の表れ 緑化した 屋上スラブ 未緑化 屋上スラブ 日向側の葉の表面放射温度が未緑化温度以下?ヒートアイランド現象緩和効果あり 　11/2～11/13 10：00～16：00 放射計 日向側 放射温度 温度 温度 未緑化屋上スラブと日向側の葉で基準気温との温度差が倍近く出る 　まとめ 日向側の葉の温度は気温より高くなるが、活性のよい期間の薄曇り程度の天候であれば気温以下の温度となる。 日陰側の葉の温度が気温より下がる時だけ、僅かに空気冷却効果が見られる。 表面温度は低下し、大気加熱量は削減されるためヒートアイランド対策としては有効といえる。 総収穫量は23㎏でした。