市街地住宅地波向漁船溜り海岸法線沈船港湾区域空.pdf

アンゴラ国港湾緊急復興計画調査 最終報告書 － 要約編 － 7 環境・社会配慮 カビンダ周辺地域の雨期は 10 月～3 月ないし 5 月頃までであり、この期間は、50 ノットに達する 風と雷を伴うスコールが発生することがある。4 月ないし 6 月～9 月までの乾期にはコンゴ川の水 嵩が増して洪水の発生することがある。 本調査で実施した水質調査では、漂砂の影響により透明度は低いが水質汚濁の悪化は見られない。 波向 Port of Cabinda ｶﾋﾞﾝﾀﾞ港 浚渫中 ：港湾区域 海岸法線 Existing Shoreline 砂浜 沈船 Pavement Port office 市街地・住宅地 漁船溜り 空ｺﾝﾃﾅﾔｰﾄﾞ 0ｍ 1kｍ Existing Container Yard 図 7-5 カビンダ港周辺の環境特性 7.3 ステークホルダーズミーティング 同国においては内戦の影響もあり、これまで水質、動植物、大気、騒音・振動などの環境項目の 関する公的部門による調査は実施されていなかった。このため環境省では港湾部門における各プ ロジェクトの実施に当たっては昨年法令化された環境影響評価の実施を求めている。 本調査では、現状の環境問題点の把握、計画概要の情報公開および提案された港湾復興計画に対 して想定されうる環境影響項目の抽出と緩和策の検討を目的とし、港湾関係者および周辺関係者 および学識経験者から構成されるステークホルダーと協議しながら調査期間中の３回に渡って評 価検討を実施した。 第一回ステークホルダーズミーティング: 2005 年 6 月 14 日 (ルアンダ) 第二回ステークホルダーズミーティング: 2005 年 11 月 17 日 ( ロビト) 第三回ステークホルダーズミーティング: 2005 年 11 月 25 日 (ルアンダ) 7-6 アンゴラ国港湾緊急復興計画調査 最終報告書 － 要約編 － 7 環境・社会配慮 1) 第一回ステークホルダーズミーティング プレゼンテーション: ①調査概要とスケジュール、②計画概要、③環境社会配慮の目的、④ ステークホルダーズミーティング開催目的、⑤事前調査団による環境チェックリスト(スコー ピング) 出席者: 運輸省、ルアンダ港湾公社、ロビト港湾公社、ナミベ港湾公社、カビンダ港湾公社、 モサメデス鉄道、JICA 調査団 2) 第二回ステークホルダーズミーティング プレゼンテーション: ①環境社会配慮調査及びステークホルダーズミーティングの目的、② アンゴラ国の環境手続き、③環境現況、④短期復興計