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システム ディ （3804 ・JASDAQ スタンダード） 2016 年1 月26 日 業績は大幅回復見通し。中期展望にも明るさ 学園向け校務支援ソフトの大手、公共分野に力点 ベーシックレポー ト 学園向け校務支援ソフトのほか、フィットネスクラブや体育施設向 け管理用ソフト、企業･団体向け規程管理･契約書作成ソフト、薬局向 ㈱ テ ィ ー ・ ア イ ・ ダ ヴ リ ュ け管理支援ソフト、公立の小中高等学校の校務支援ソフト、地方自治 杉山 勝彦 体向け公会計ソフト、など特定業務向けソフトの開発･販売会社。主力 の学園向けは大規模総合大学を始め、短大、私立高校、専門学校など 会 社 概 要 900校以上に納入、フィットネスクラブや体育施設向けソフトは約750 所 在 地 京都市中京区 施設に提供、薬局管理ソフトは1,200店 代 表 者 堂山 道生 を超える調剤薬局に納める。 設 立 年 月 1982/4 目下、公教育、公会計分野での展開 資 本 金 484 百万円 に注力中。公共分野特有の慣習が悩み （2015/10/31 現在） だが、ここにきて課題とその克服策が 上 場 日 2006/4/27 明確化、本格的に市場拡大が実現する下地ができつつある。 Ｕ Ｒ Ｌ 16年10月期業績は大幅回復の見通し http://www.systemd.co.jp/ 業績は、08年以降、リーマンショック、東日本大震災、ユーロ通貨 業 種 情報･通信業 危機などを背景とする国内経済環境の悪化に伴い、学園を含めた情報 投資の抑制が続き、業績の低迷を余儀なくされてきた。15年10月期も、 主要指標 2016/1/21 現在 主力事業における納入ずれ込みに加えて、地方自治体向け公会計ソフ 株 価 512 円 トの販売が繰り延べになったため、営業利益は1億円台に止まった。 昨年来高値 1,010 円 16年10月期は、ずれ込んでいた大口案件が売り上げに立つほか、公 （15/7/8） 495 円 会計ソフトの売上増も見込めるため、営業利益は久しぶりに3億円台へ 昨年来安値 （15/1/21） 回復、1株当たり利益は80円になると期待される。 発行済株式数 3,249,000 株 今後はランニング収入の拡大と公共分野での事業拡大がポイントに 売 買 単 位 100 株 なる。既納入ソフトにかかわるサポート収入、クラウド収入は着実に 時 価 総 額 1,663 百万円 増えており、収益の安定化と高収益化が進む素地ができつつある。他 予 想 配 当 3.0 円 方、注力中の公教育関連ソフトはこれまでの種まきが実り、ようやく （ 会 社 ） 予 想 E P S 80.21 円 収穫期を迎えつつあるほか、公会計分野も、遅延している総務省の公 （ ア ナ リ ス ト ） 実 績 P B R 1.02 倍 会計改革が動き出せば、本格的な市場形成に向かうとみられる。 売上高 前期比 営業利益 前期比 経常利益 前期比 当期純利益 前期比 EPS 業 績 動 向