第7回講義資料.pptVIP

* エミッタ抵抗にコンデンサを入れることで改善できる。 エミッタ抵抗に流れる信号成分は、エミッタ抵抗を通らず、コンデンサを通る。 信号電圧　　　は、　　　で電圧降下を起こすことなく、増幅度が改善される。 バイパスコンデンサという。 1．出力の動作範囲 2．増幅度(2) * エミッタ抵抗のまとめ 利点 バイアス電圧の変動に対して、安定に働く 温度の変動に対しても、安定に働く 　　　　がバラついても、安定に働く 回路動作が計算で求めることが出来る 欠点 動作範囲が狭くなる 増幅度が低下する（バイパスコンデンサで改善） * 演習問題 図の回路において、７Vを中心に 　　４Vの振幅の出力を取り出す増幅回路を作れ。 7 V 4V t * 6章から　　　の決め方(3) * Step 1 負荷線を求め、出力電圧の波形を書き込み、負荷線上での動作範囲を求める。 11 7 3 * Step 1 負荷線を求め、出力電圧の波形を書き込み、負荷線上での動作範囲を求める。 4.5 0.5 6 12 11 7 3 A B * Step 2 動作範囲を確保する　　　　　　特性を求める。 　　余裕を見て、　　　の値を0.75Vとする。 　　この傾きから　　　の値を求める。 4.5 0.5 6 12 11 7 3 * Step 2 動作範囲を確保する　　　　　　特性を求める。 　　余裕を見て、　　　の値を0.75Vとする。 　　この傾きから　　　の値を求める。 4.5 0.5 6 12 11 7 3 A B 0.75V 2.5 * Step 3 が動作範囲で変化できるための入力電圧　　を求めるために、　　　　　特性を求める。トランジスタの　　　　　特性は、0.7Vで一定とする。 4.5 0.5 6 12 11 2.5 1.95 * Step 3 が動作範囲で変化できるための入力電圧　　を求めるために、　　　　　特性を求める。トランジスタの　　　　　特性は、0.7Vで一定とする。 4.5 0.5 6 12 11 2.5 1.95 * Step 4 　　の波形と　　　　特性から　　の波形を求める。 4.5 0.5 6 12 11 7 3 4.5 0.5 2.5 * Step 4 　　の波形と　　　　特性から　　の波形を求める。 4.5 0.5 6 12 11 7 3 4.5 0.5 2.5 1.95 2.95 0.95 * 練習問題1 つぎの文章の　　　　　　　　の中に適することばを入れ?文章を完成しなさい。 　図はトランジスタの基本増幅器ですが、この回路には、つぎのような問題点があります。 （1） 　　　　　特性が湾曲しているため、　　　　　　　　　　が発生します。 （2）　　　　　　特性の立ち上がりが急激であるため、　　　　　　　　　　が不安定になりがちです。 　そこで、一般にはこれを解決するために，エミッタに抵抗を挿入しています。 （3）エミッタに抵抗を挿入することによって、いろいろな利点が生じますが、 　　同時に欠点も生じてきます。 　　エミッタに抵抗を挿入することによって生じる最大の欠点は， 　　　　　　　　　　が低下することです。 学籍番号 名前 * 練習問題2 図の回路に　　　＝2Vを加えたときの各部の電圧，電流を求めなさい。 （ただし、　　　　　　　　　　　　　　とする。） * 練習問題3 図の回路で，　　の動作点を1mAにしたい。 　　　をいくらにすればよいですか。 * 練習問題4 図の回路で， の動作点を1mAにしたい。 をいくらにすればよいですか。 * 練習問題5 つぎの問いに答えなさい。 (1) 図aの回路の 特性を図b中に、また　　 特性と 特性を図c中に完成しなさい。 (2)（1）で得た特性から，それぞれつぎの値を求めなさい。 　①　出力電圧　　は　　　によって，およそ何Vから何Vまで変化できますか。 　②　図aの回路で，出力電圧　　の振幅を最大に取り出すためには　　　の値を何〔Ⅴ〕にすればよいですか。 * 0.7 1.0 2.0 3.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 5 10 1.2 * 7．トランジスタ増幅の実際 1．基本増幅回路の問題と対策 2．定量的な取り扱い方 3．特性図を用いて動作を考える * トランジスタ増幅回路の問題点 ２つの問題 波形のひずみ 動作点の不安定さ * (1)波形のひずみ 　　　　　特性が曲がっているため、コレクタ電流の波形が動作点を中心に上下対称にならず、ひずむ。 0.68 0.7 0.72 1.2 2.0 3.2 上図の場合、正の半波の振幅は、1.2m