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中学第２２回ウォーキング　 約８Km H25/12/3 石倉橋－浄業寺－三ノ宮－塔の山公園－箕輪駅－鶴巻 ①浄業寺?心敬塚 　当寺は鎌倉時代の建仁元（1201 年源頼朝夫人の北条政子により建立されたといいます。頼朝の死 正治元年?1199 から2年後で、三回忌にあたります。連歌師の心敬が、文明3 1471 年頃寓居したようです。心敬は太田道真?道灌親子とも連歌などを通して親しく交流しました。心敬がここで著した『老いのくりごと』には、寺の荒廃の様子を記しています。文明7 1475 年4月12日、心敬はこの地で没しました。江戸前期、黄檗宗の高僧?独本性源禅師が再興したが明治41 1908 年廃寺。本尊?釈迦如来像は小田原市入生田の長興山紹太寺に遷座した。 ②斉藤家住宅 斎藤家住宅は、保管されている押板 おしいた に書かれていた銘「延享二年八月十四日 大工米山源右衛門嘉惟 よしただ 」により、延享2年 1745 に建てられたことがわかりました。斎藤家は三之宮村の名主を務めた家柄で、土間以外の「なかのま」にも玄関を持つなど現在市内に現存する建築年代がわかる民家としては最古のものです。 ③三ノ宮３号古墳 御領原古墳群の円墳の一つ。東名高速道の工事で消滅、石室は比々多神社境内裏に移設。 ④らちめん古墳 古墳は昭和41年の校舎建設に伴って発見され、大型の横穴式石室の調査が実施されました。銀装の大刀、金銅装の馬具、銅鏡、鉄鏃等が出土しました。特に鞍金具は県内出土3例のうちのひとつ、金銅装の鏡板付轡も相模地域では他に登尾山古墳に例をみるのみです。古墳は直径40メートルの規模を有し、石室の大きさ、副葬品の内容など、7世紀頃に相模有数の権力を誇るにふさわしい古墳であることがわかりました。 ⑤県立塔の山緑地公園 県立いせはら塔の山緑地公園は、現在整備を進めている公園です。市民緑地制度とは、用地買収方式ではなく、土地所有者との無償の借地契約により必要な用地を確保する制度です。 ⑥長福寺 　長福寺の観音堂には、等身大の11面観世音菩薩像が安置されています。 この観音像は、江戸初期に農夫が鈴川の川原で拾ったものを、 当時の地頭であった小幡勘兵衛が観音堂を作り祭ったものです。 みだりに堂の扉を開くと目がつぶれると言い伝えられています。 ⑦画家近藤如水の墓 　近藤如水藤原隆秀は文化元年 1804 坪ノ内村の名主次男に生まれ、15歳で江戸に出て画技を学び41歳のとき故郷に戻り５９歳でこの世を去った。長福寺の観音堂に「八方睨みの龍」静岡県興津瑞雲時観音堂には96枚の天井画がある。 ⑧箕輪駅 　10世紀（平安時代）に完成?施行された『延喜式（えんぎしき）』という律令法の施行細則をまとめた法典に、当時の東海道に置かれた「箕輪駅」が登場します。伊勢原市笠窪字三ノ輪を「箕輪駅跡」として史跡に指定されました。中央と地方のスムースな情報伝達のため4～5里 16～20Ｋｍ の間隔で駅家と呼ばれる施設が設置され、置かれる馬の頭数も法令で定められていました。駅は公式な施設で食事や宿泊の場としても利用されました。 次回予定　１月は休会です。２月４日は伊勢原駅１０時集合、日向薬師の梅園とします。 ① ④ ② ③ ⑤ ⑧ ⑦ ⑥