医療に関する初期アセスメントシート（案）.docVIP

医療に関する初期アセスメントシート １．病状確認?治療方針?今後の予測 （１）入院治療による回復の可能性、退院時の状態像の一致を図る 治療により、どの程度まで回復できるのか 症状緩和?緩和ケアは提供できているか 治療はいつまで続けられるのか 退院後も継続するものであれば、どのように調整する必要があるのか （２）病状の経過における患者のステージの一致を図る 進行?重症化を予防する指導?支援ができているか 今後起こり得る変化について予測し、その際どのような医療が必要となるかを準備調整する必要がある 治療の効果は得られず、症状緩和あるいは緩和ケアへの移行の必要がある （３）新たに必要となる医療処置?医療管理内容の一致を図る ① 在宅中心静脈栄養法 ⑥ 経腸栄養法（胃ろう?経鼻カテーテル） ② 在宅酸素療法 ⑦ 人工肛門造設（コロストミー）?人工膀胱造設 ③ マスク式人工呼吸器 （ウロストミー） ④ 膀胱留置カテーテル ⑧ 気管カニューレ使用による吸引 ⑤ 在宅自己導尿 ⑨ 血糖測定?インスリン自己注射 ⑩ 疼痛?創傷処置管理 ２．患者?家族への説明内容?理解?受けとめ状況 （１）病状について正しく理解されているのか 理解されていない場合、どのような調整を必要とするのか （２）どのように受けとめているのか 患者の病状のステージの受けとめ方にズレはないのか （３）今後、どのようなことを希望しているのか 患者の病状と希望の内容にズレはないのか ズレがある場合、どのように調整することが必要なのか ３．患者の自己管理能力?サポート体制の明確化　　 （１）自己管理はどの程度可能なのか 病状の理解度が上がれば自己管理可能なのか 患者の制約条件で自己管理を阻んでいるものはないか （２）サポートできる体制はどの程度あるのか 家族の理解度が上がればサポート体制に変化が生じるのか 家族の制約条件でサポートを阻んでいるものはないか 在宅医療によるサポートが必要か