省エネ型低温用自然冷媒冷凍装置の普及モデル事業.docVIP

省エネ自然冷媒冷凍等装置導入促進事業 目的?意義 冷凍工場、食品?農水産物加工場や、市場、物流倉庫等の物流拠点及びスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店舗等で冷凍?冷蔵?空調用に使用される装置は、一般的に常時使用されており、大量のエネルギーを必要とする装置ですが、近年、省エネルギーに優れ、かつ冷媒としては、強力な温室効果を有するフロン（人工の化学物質）ではなく、より環境負荷の少ない自然冷媒（アンモニア等元来自然界に存在する物質）を新たに利用した冷凍?冷蔵?空調装置（省エネ自然冷媒冷凍等装置）が開発されています。　こうした冷凍?冷蔵?空調装置は、使用時の電力の節減による経費の節減が図れるというメリットがあり、エネルギー起源ＣＯ２（エネルギーの使用に伴い発生するＣＯ２）の削減のみならず、高い温室効果を有するフロンの排出防止による温室効果ガスの排出削減にもつながるため、本事業の実施により普及を図るものです。 事業内容 　省エネ自然冷媒冷凍等装置の導入に対して補助を行います。対象となる装置として、例えば次のようなものが開発されています。 補助内容 　１．補助対象者：民間事業者 ２．補助対象設備?事業 既存の冷凍等装置を更新する際、あるいは新設する際に、省エネ自然冷媒冷凍等装置を導入する事業 ３．負担割合 自然冷媒冷凍等装置導入費用とフロン冷媒冷凍等装置導入費用の差額の１／３を補助します。 冷蔵倉庫や食品工場、コンビニエンスストア等で利用されている自然冷媒冷凍等装置の例 間接冷却方式 【ＮＨ３（アンモニア）／ＣＯ２】 冷凍工場、物流倉庫等 冷凍機、冷蔵庫、空調機器 対象となる装置の例 ①冷凍工場、食品?農水産物加工場等の冷凍機、冷蔵庫、冷温熱給水器、空調機器 ②市場、物流倉庫等の冷凍機、冷蔵庫、空調機器 ③スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の冷凍機、冷蔵庫、ショーケース、空調機器 コンプレッサー 熱交換器 凝縮器 例: 一次冷媒（ＮＨ３）　　例： 二次冷媒（ＣＯ２） フロン冷媒冷凍等装置導入費用 導入費用の差額 自然冷媒冷凍等装置導入費用 民間事業者 環境省 ２/３ １/３ お問い合わせ先　　〒100-8975　東京都千代田区霞が関１－２－２ 環境省地球環境局環境保全対策課フロン等対策推進室（担当：吉澤、片山） 電話：０３－５５２１－８３２９　FAX：０３－３５８１－３３４８ （環境省HP）http://www.env.go.jp/guide/kobo.html 冷凍?冷蔵?空調装置を導入する際には、地球温暖化の観点から、省エネ性能に加え、使用されている冷媒を考慮して、製品を選択することが重要です。