「生物Ⅰ」年間指導計画参考資料 - daiichi-g.co.jp.docVIP

第一学習社版「高等学校 生物」（生物 304）シラバス用参考資料 学習項目 学習内容（ねらい） 評価の観点 関心?意欲?態度 思考?判断?表現 観察?実験の技能 知識?理解 第1章　細胞と分子 ?生物を構成する元素や物質に関心をもち，意欲的に学習する態度を示す。 ?さまざまな細胞小器官について関心をもち，その働きと構造を理解しようとする。 ?細胞内でのタンパク質の輸送について関心をもち，そのしくみを理解しようとする。 ?水分子の特徴から，生物における水の働きを理論的に推定する。 ?脂質分子の性質から，細胞膜の構造とその特徴を理論的に考察する。 ?各細胞小器官の働きから，細胞内でさまざまな反応が行われていることを理解する。 ?細胞内でのタンパク質の輸送から，細胞小器官どうしの相互作用を考察する。 ?生物に含まれる元素は，主に酸素，炭素，水素，窒素であることを理解する。 ?水，タンパク質，脂質，炭水化物の特徴を理解する。 ?いろいろな細胞小器官の働きや構造の知識を身につける。 ?タンパク質の輸送を例に，細胞小器官は相互に関わりあいがあることを理解する。 １．生体物質と細胞 ①　生命の基本単位－細胞 ②　生物を構成する物質 ③　細胞内での生命活動を担う細胞小器官 生物は，原核生物と真核生物に分けられ，細胞が生命の基本単位であることを確認する。 生物を構成する元素は，主に酸素?炭素?水素?窒素などであることを理解する。 生物を構成する主要な物質である，水?タンパク質?脂質?炭水化物?核酸の性質を学習する。 細胞膜の基本構造について学習する。 核と染色体の構造および働きについて学習する。 ミトコンドリア，葉緑体，リボソーム，小胞体，ゴルジ体，リソソーム，細胞骨格，中心体，細胞壁，液胞の構造と働きについて学習する。 細胞内でのタンパク質の移動について学習する。 ２．細胞膜を介した物質の移動 ①　細胞膜の性質と物質の透過性 ②　細胞膜を介した物質の通過 観察①　植物細胞と浸透 分子の大きさと細胞膜の透過性の関連について学習する。 膜を介した輸送には受動輸送と能動輸送があることを学習する。 チャネルや輸送体による受動輸送のしくみを学習する。 動物細胞における水の浸透現象，植物細胞における水の浸透現象を学習する。 水を透過させるアクアポリンについて学習する。 ナトリウムポンプを例に，ポンプによる能動輸送について学習する。 膜を透過できない大きな分子や物質が細胞内外を移動する際には，エンドサイトーシスやエキソサイトーシスが行われることを学習する。 ?細胞膜を透過する物質の大きさと透過性の関係に関心をもち，意欲的に学習しようとする。 ?動物細胞と植物細胞の水の浸透のようすの違いに関心をもち，意欲的に学習しようとする。 ?ナトリウムポンプのしくみに関心をもち，能動輸送について意欲的に学習しようとする。 ?エンドサイトーシスとエキソサイトーシスに関心をもち，意欲的に学習しようとする。 ?分子の大きさと膜の透過性との関係に関心をもち，理論的に考察する。 ?植物細胞と動物細胞の構造の違いから，さまざまな溶液に浸したときの浸透現象の違いを論理的に考察する。 ?受動輸送と能動輸送との違いを説明することができる。 ?実験の目的に応じた材料を選定できるようになる。 ?適切な実験方法を設定できるようになる。 ?原形質分離を起こした細胞数から，論理的に細胞と等張な濃度を推定できる。 （p.33　観察①） ?分子の大きさと膜の透過性の関係を理解している。 ?受動輸送と能動輸送の違いを理解している。 ?動物細胞と植物細胞の浸透現象を理解している。 ?エンドサイトーシスとエキソサイトーシスのしくみを理解している。  学習項目 学習内容（ねらい） 評価の観点 関心?意欲?態度 思考?判断?表現 観察?実験の技能 知識?理解 ３．生命現象とタンパク質 ①　タンパク質の構造と性質 ②　酵素とその働き 実験①　カタラーゼの働き ③　細胞間の相互作用とタンパク質 アミノ酸の構造とペプチド結合について学習する。 タンパク質の一次構造，二次構造，三次構造，四次構造について学習する。 タンパク質が変性する要因を理解する。 タンパク質の立体構造の多様性と働きの多様性を学習する。 酵素の基本的な性質である，基質特異性，最適温度，最適pHについて学習する。 酵素反応の阻害のしくみとして，競争的阻害と非競争的阻害について学習する。 補酵素を必要とする酵素について学習する。 酵素のフィードバック調節について学習する。 イオンチャネル，モータータンパク質，ホルモンの受容体，抗体，MHC，TCRTCRなど，免疫に関与するタンパク質について理解す