平成12年8月8日.docVIP

平成２３年度　市民総ぐるみ総合防災訓練 （石油コンビナート?海上合同防災訓練） 訓練計画書  平成２３年度石油コンビナート?海上合同防災訓練 １．訓練目的 この訓練は、三重県石油コンビナート等防災計画及び協和発酵ケミカル「自衛防災規程」に基づき、予想される東海地震、東南海地震の災害を想定し、防災体制の確立と防災意識の高揚を図ることを目的として地震防災訓練を実施する。 また、海上においては四日市港湾災害対策協議会による官民一体の緊密な連携を行い流出油等の防除措置を演練し、併せて陸上と海上と連携を図り迅速?適確な防災体制の確立を目的とする。 ２．訓練実施日　　平成２３年 ９月 １日（木） ９：３０～１１：００ ※海上訓練については、１１時３０分終了とする。 ３．訓練場所　　　別添　訓練場所図参照 協和発酵ケミカル(株) 四日市工場　午起製造所及びその周辺海域 住所　四日市市大協町２－３ ４．災害想定概要 ９月１日(木)午前９時３０分、１９４４年来の熊野灘を震源域とする巨大地震が発生し、四日市市は震度６弱(２５０ガル)を観測し、気象庁からは伊勢湾?三河湾に津波警報が発表された状況である。 　【石油コンビナート訓練想定：陸上側】 この地震により、気象庁から津波警報が発表され従業員が避難する必要が生じ、同時に協和発酵ケミカル(株)四日市工場午起製造所において、製品課Ｎｏ.１タンクヤードのオクタンジオールのタンク（ＲＴＫ－７Ａ）ボトムラインが小破損により可燃性物質が漏洩し火災が発生した。このため、公設消防車の出動及び「四日市臨海地区特別防災区域 共同防災規程」に基づく全共同防災隊(共同コスモ隊、共同霞隊)の出動を要請した。また、土嚢構築活動中に、社員1名の負傷者が発生したため、公設救急車により救急病院へ搬送を行う必要がある。 　【海上訓練想定：海上側】 この地震により、コスモ石油午起第８号桟橋（Ｕ８）にて荷役中のケミカルタンカーA丸が桟橋に接触、桟橋の荷役設備の一部が損傷し、メチルブチルケトンが海上に流出した。 A丸は荷役作業を中止して出港、付近海域に錨泊したが、左舷後部に生じた破口から燃料の重油が流出している。これにより、流出油等の防除措置を行う必要がある。 また、同時刻に協和発酵ケミカル㈱四日市工場午起製造所のブタノール貯蔵タンクの液出口配管において火災が発生し海上からの消火、延焼防止活動を行う必要がある。 　　　併せて桟橋（孤立者）及び船舶（負傷者）において発生した要救助者を救出する必要が生じている状況である。 ５．訓練参加事業所 　　（１）石油コンビナート訓練（陸上側） 協和発酵ケミカル（株）四日市工場午起製造所、霞共同事業（株）、コスモ石油（株）四日市製油所 四日市南警察署、四日市市消防本部 　　（２）海上訓練（海上側） 　　　四日市港湾災害対策協議会（９社、６機関） 　　　昭和四日市石油㈱四日市製油所、コスモ石油㈱四日市製油所、コスモ海運㈱四日市事業所 三菱化学㈱四日市事業所、協和発酵ケミカル㈱四日市工場午起製造所、伊勢湾防災㈱ 四日市ポートサービス㈱、霞共同事業㈱、四日市曳船（有）、四日市清港会、四日市港管理組合 四日市南警察署、国土交通省中部地方整備局四日市港湾事務所、四日市市消防本部、四日市海上保安部 ６．訓練実施事項 (１)　情報の伝達と収集【陸上及び海上】 (２)　橋北地区住民への情報連携訓練【陸上】 (３)　自衛防災組織の発動【陸上】 (４)　災害発生時の防御活動?体制及び広報活動【陸上及び海上】 (５)　負傷者の救助及び応急処置対策【陸上及び海上】 (６)　有害液体物質及び油の防除措置【海上】 (７)　応援協定に基づく応援隊との連携【陸上及び海上】 (８)　公設消防隊及び「四日市臨海地区特別防災区域 共同防災規程」に基づく全共同防災隊合同の消火活動【陸上】 　　（９） 消防計画に基づく避難訓練【陸上】 ７．訓練勢力 (１)出動車両（石油コンビナート訓練：陸上側） ?協和発酵ケミカル：甲種普通化学消防車　２台 　　?中消防署　　　　：大型化学消防車、大型高所放水車、救急車　計３台 ?北消防署　　　　：大型化学消防車、先端屈折梯子付消防車　計２台 ?消防本部　　　　：指揮支援車　１台 　?共同コスモ隊　　：大型化学高所放水車、泡原液搬送車　計２台 ?共同霞隊　　　　：大型化学高所放水車、泡原液搬送車　計２台 ?（共同昭石隊は、海上防災訓練に想定予定の参加） ?南警察署　　　　：警備車　１台