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  • 2017-02-05 发布于湖南
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【総 説】 Panton-Valentine ロイコシジン陽性の市中感染型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の出現 ―感染症の現状と細菌学的特徴― 山本 達男?種池 郁恵?中川 沙織?岩倉 信弘 新潟大学大学院医歯学総合研究科国際感染医学講座細菌学分野* (平成 16 年 9 月 28 日受付?平成 16 年 10 月 26 日受理) 1997 年から 1999 年にかけて米国で,市中感染型のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(community- acquired methicillin-resistant Staphylococcus aureus; CA-MRSA)による小児死亡例がたて続けに報告さ れた。同時期,ヨーロッパ,オーストラリア等でも市中感染型 MRSA が分離?報告され,さらに病原菌 の特徴も明らかとなり,グローバル感染症として世界の注目を集めるようになった。市中感染型 MRSA は,従来の MRSA(院内感染型 MRSA; HA-MRSA)とは由来の異なる MRSA で,Panton-Valentine ロイコ シジン(PVL)と呼ばれる白血球破壊毒素を産生し,多くの場合 IV型のメチシリン耐性領域(type IV SCCmec)をもつ。ただし,遺伝学的には複数の異なったクローンからなりたっていて,大陸特異的であ る。解析には必須遺伝子群塩基配列解析(MLST),発現調節遺伝子(agr )やプロテイン A 遺伝子(spa ) の反復配列解析,毒素遺伝子パターン解析などが用いられる。現在,ヨーロッパに 1 種類,米国に数種 類,そしてオセアニアに 2 種類,アジアに 2 種類の流行クローンが確認されている。薬剤感受性は流行 クローンによって異なり,ペニシリン?セフェム以外の多くの抗菌薬に感受性を示す場合もある。この ような市中感染型 MRSA は多くの場合,皮膚,軟部組織の感染症と関連し,小児に多くみられる。一方 で,症例数は少ないが,より深刻な壊死性肺炎,菌血症が増加傾向にある。わが国の市中感染型 MRSA は,欧米の流行例とは様相が異なり,PVL 陰性株が圧倒的に多く,遺伝学的に多様である。稀に分離さ れる PVL 陽性の市中感染型 MRSA は,欧米の主要型よりもオセアニア型に共通点が多い。PVL 陽性の市 中感染型 MRSA の感染は健康な若者にも拡大している。世界分布調査,高い感染リスクグループ?地域 の特定,そして詳細な感染発症メカニズムの解析が進行中である。 Key words: community-acquired infection,MRSA,Panton-Valentine leukocidin,staphylococcal cassette chromosome mec,multilocus sequence typing 黄色ブドウ球菌は皮膚?軟部組織疾患(SSTIs)の代表的な このような院内感染型 MRSA(hospital-acquired MRSA; HA- 原因菌で,伝染性膿痂疹(とびひ),毛包炎,せつ(フルンケ MRSA)は病院から家庭や職場などの市中に運ばれた場合,メ ル),よう(カルブンケル),皮下膿瘍などの表在性皮膚疾患, チシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)などによって駆逐さ そして蜂窩織炎(フレグモーネ),ひょう疽(フェロン)など れ,消滅するものと考えられてきた。 の深在性皮膚疾患を惹起する1,2)。また,敗血症,感染性心内膜 しかし,1981 年に米国で市中で感染をおこす MRSA が報告 炎,肺炎,骨髄炎,髄膜炎などの深部感染症をおこすほか,毒 されて以後,当該 MRSA は市中感染型 MRSA(community- 素性ショック症候群(TSS),ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 acquired MRSA; CA-MRSA)と呼ばれ6),従来の(院内感染型) (SSSS),新生児 TSS 様発疹症(NTED),食中毒などの毒素性 MRSA とは区別して研究されるようになった(Fig. 1)。このよ 疾患と関連する1~3)。 うな中で,1997 年から 1999 年にかけて米国ミネソタとノー 黄色ブドウ球菌はさらに,院内環境に対してきわめて高い スダコタで市中感染型 MRSA による小児の肺炎?敗血症で 適応能力をもった耐性菌として penicillin の発見以後,人類の の死亡例がたて続けに発生7),市中感染型 MRSA の研究が一 脅威になり続けてきた。1960 年代からはメチシリン耐性黄色 段と加速され,注目されるようになった。1999 年にはフラン ブドウ球菌(MRSA)が注目されるようになり4,5),1980 年代に スでも市中感染型 MRSA が分離され

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