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海外展開と 食品安全の制度 主要国とミャンマーの制度について 篠原技術士事務所 所長 篠原正美 はじめに －食品の意義と目標－ 心 （１）食品の供給 食 （２）食品の必要条件 文 化 （３）食品の満足 健 康 （４）食品の十分条件 嗜 好 （５）食品による社会活 安全 ? 安心 動への影響 食 品 ? 食欲 （ハンバーグ戦略） 物 図１．食の意義と目標 2 Ⅰ食品安全の制度 １ 食品安全について考える （１）食品安全とは一体何か！ 食べて病気にならないこと、健康になること ー（制度） 自分で食べられるものを作ること。 ー（経験上） 子供に食べさせられるものを作ること。 ー（人間性） 量の確保（市場性）と安全基準の最適値（バランス）ー（行政、市場 性） ?食べるものがなければ、多少危険でも食べてしまう。 ?多少の危険より低コストを選ぶ人が多い。 ?生産国と消費国の考え方の差。 ?経営と衛生を切り離す決断。（トラブルの根源） 東南アジアでは、マスコミの力は強くない。 安全性と信仰性 （２）食品安全が確保されると！ １） 食中毒が減らせる ２） 寿命が延びる 世界 最長寿国 ８３歳（日本） 最短命国 ４７歳（シェラレオネ） ４３歳 男 女 日本 最長寿県 ８０．３８ ８７．１８（長野県） 最短命県 ７７．２８ ８５．３７（青森県） ３．１ １．８１ http://www.dailymail.co.uk/health/article-2248247/Were-living-longer--suffering-pain- depression-illness-result.html より引用 （３）我々の周りにはどのような制度があるか？ １９４８年 食品衛生法、食品衛生法施行規則 １９４９年 農薬取締法 １９５０年 ＪＡＳ法 １９５９年 食品、添加物らの規格基準制定 １９６０年 第１版食品添加物公定書 １９７２年 照射食品の基準制定 １９７９年 食品衛生法関連食品表示要領策定 １９８６年 健康食品自主基準公示 １９８９年 食品添加物表示の全面表示 １９９１年 特定保健用食品の制度化 １９９５年 製造物責任法施工 １９９６年 輸入食品監視システム稼働 １９９７年 総合衛生管理製造過程による食品認定