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2017年3月 第27号 発行／秋田県健康福祉部医務薬事課 医師確保対策室 CHANGE！ FROM AKITA～秋田から変わる、医療への想い～ 医師や医学生のキャリア形成のサポートや、就労環境の整備等を推進するために開設した?あきた医師総合支援センター?。 時代のニーズに合わせてCHANGEし続けるセンターの長谷川仁志センター長からお話を伺いました。 Q1．センターの役割や現状について に、地域の実情に沿っ Ａ．現在、全国に地域医療支援センターが設置されてい た制度となるように、地 ますが、あきた医師総合支援センターの大きな特徴は、 方から積極的に提言し 若手医師のサポート等の様々な取り組みを県?大学?医 ていくことも大切だと 師会?医療機関が一体となって行っているということで 思っています。 す。週に１回、県の担当者とセンターのスタッフがミー Q3．新たに力を入れて ティングを行っており、県内各地域や各科の医療事情、 あきた医師総合支援センター長 いる取り組みについて 全国の状況等について情報を共有し、秋田で何を行うこ 長谷川 仁志 先生 Ａ．センターでは超音波 とが一番良いかということをいろいろな観点から考え、 の手技の修得に力を入れています。超音波は放射線のよ 新たな企画の検討や課題解決に取り組んでいます。 うに被曝線量を気にしなくて良いですし、簡単に診るこ 　また、全国各地や海外の機関と連携することによっ とが出来ます。聴診器の次はエコーの時代であり、秋田 て、国内外の医療機関と直結した展開を進めることが出 にはエコーのレベルが高い先生方が大勢いますので、ど 来ております。それを県内の医療機関の皆さんにも提供 の診療科に進んでも大切な基本的な心エコーや腹部エコ することで、さらにより良い教育研修への展開が期待で ーは、医学生から初期研修、そして専門研修とシームレ きる方向に進んできています。 スに学べるような体制にしたいと思っています。こうし 　やはり、大学と県内 た超音波のセミナーや研修を開催するとともに、秋田の の医療機関が一体化し、 充実した卒前教育について広く情報発信したいと考え 初期研修医や専門研修 ています。 医に良い教育研修を提 Q4．医学生?研修医?若手医師へのメッセージをお願いし 供することこそ、次の ます。 医療の充実に結び付い Ａ．センターは「CHANGE！ FROM AKITA」を掲げ、秋 ていくものと思います。 田で活躍する初期研修医、専門研修医や医学生の皆さん Q2．今後の課題について が安心してキャリア形成することが出来るように最大 Ａ．センターや大学と県内医療機関等による一体化した 限サポートする目的で開設されました。皆さんの研修を 卒前卒後の取り組みにより、県内で