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導入事例 インテル? Xeon? プロセッサー E5 v3 ファミリー ハイパフォーマンス?コンピューティング 教育 海洋生物学、物理学など 世界最先端の研究を推進する 5 年一貫性の大学院大学のHPC システム 課 題 ? HPC 環境の不足：研究者、学生、ラボの数が増加し、既存のHPC 環境ではシステムが不足。 ?パフォーマンスの低下：並列計算のニーズが増え、既存の環境ではストレージI/O のスピードが不足。 ソリューション ? HPC システム「SANGO （珊瑚）」：インテル? Xeon? プロセッサー E5 v3 ファミリー、インテル? Xeon Phi? コプロセッサー、インテル? SSD、Lustre* によって構成された426 ノードのHPC システム。 導入効果 ? パフォーマンスの強化：システム全体のピーク演算性能で約4 倍、実際のI/O 性能で約2 倍のパ フォーマンスの向上が実現。 ? 並列計算を用いた研究での利用が増加：インテル? Xeon Phi ? コプロセッサーの利用で、インテル? Xeon? プロセッサーを用いた並列計算がスピードアップ。今までHPC の利用がなかったユーザー も含め、より多くのユーザーがHPC の利用が可能になり、増加する研究者のニーズに対応。 沖縄科学技術大学院大学（OIST） キャンパス：沖縄県国頭郡恩納村字谷茶 世界最先端の研究に欠かせない OIST が世界最先端の研究を推進するにあた 1919-1 HPC による大規模計算環境 り、必要不可欠となっているのがハイパフォー 設立：2011 年11 月1 日 マンス?コンピューティング（HPC）による大 沖縄科学技術大学院大学（以下、OIST）は、那 規模計算環境です。OIST では、2011 年秋に 教員数：50 名（2014 年9 月） 覇空港から車で約1 時間、沖縄本島の中央部 384 台のサーバーで構成されるHPC システム 研究者数：337 名、博士課程学生数：79 に位置する国頭郡恩納村、東シナ海の沿岸を を、同大学大学院の2 世代目となるHPC とし 名（2014 年9 月） 走る国道58 号線沿いに本部を置く5 年一貫 て導入しました（2013 年に480 台まで増強）、 制の大学院大学です。科学技術に関する卓越 しかし、 2012 年に学生の受け入れを開始して 概要：世界最高水準の研究?教育、沖縄の した教育研究の実施により、沖縄の自立的発 以来、学生、研究者、ラボの数が大きく増え、そ 経済発展に寄与する科学振興、英語での 展と日本および世界の科学技術の向上に寄与 れまでの環境では膨大な解析ニーズに対応し 教育?研究 することを目指して2011 年に設立されました。 きれなくなっていきます。そこで、2015 年4 月