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神水研研報第１号（1996） 相模湾試験場の回流水槽の基本性能 47 神奈川県水産総合研究所相模湾試験場の 水産工学用実験回流水槽の基本性能 石戸谷 博 範 search Institute. # Hironori ISHIDOYA ＡＢＳＴＲＡＣＴ Prefectural Fisheries Research Institute was described. The maximum velocity reaches above 1.0m/s. regression line. 2 Y＝0.00300X-0.012 (R＝0.999) (water depth 1.5m) 2 Y＝0.00365X-0.012 (R＝0.999) (water depth O.7m) ±1.5％ and±2.0％ at 0.51m/s. own as the following regression line. 2 Y＝1.65X+2.47 (R＝0.999) (impeller O～300rpm) regression line. 2 Y＝3.22X+10.0 (R＝0.999) (impeller O～200rpm) 2 Y＝1.00X+450 (R＝1.00) (impeller 200～350rpm) ± and±l.Omm at 1.0m/s. value is less than 1/6200 at 0.5m/s and l/4065 at 1.0m/s. The surging is less than±1.0mm at 1.0m/s. The velocity fluctuation at 0.5m/s is 1.1％(water depth 0.25m), 1.2％(0.5m), 1.1％(0.75m), 1.5％ (1.0m), 1.3％ (1.25m). はじめに 神奈川県は、1993年３月に水産工学用実験回流水槽 を水産試験場相模湾試験場(1995年４月に水産総合研 究所相模湾試験場に改称)に設置した。本回流水槽の設 計における基本計画と機能については、前報告(石戸谷， 1） 1994)で述べた。その後、本水槽の基本性能(発生流 速、流速分布、表面?底面流発生装置、定在波、サー ジング、水面傾斜、平均乱れ度)を測定したので、その 結果を報告する。 水槽の概要 本回流水槽は２インペラ垂直循環型で、特に観測部 図１ 回流水槽概要図 底面が水深調整のために昇降できる移動床を備えてい るのが特徴である(図 1)。本水槽の主要目は表１のと Fig.1 おりである。 Channel 1995.11.22受理 神水研業績No.95-07 相