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ＲＩ使用の要点 2013年4月版 品質管理室 目次 ?最新の変更申請の概要 1 ?放射線障害予防規程 2 ?「RIラベル」について 2 ?放射性同位元素取扱届(様式7)の提出について 　　　 　　 3 ?RI使用に関する一般的な注意事項 4 ?加速器放射化物の取り扱い 　　　　　 4 ?実験所に設置されている放射線発生装置(加速器)の種類、台数及び性能一覧 7 ?放射線施設などの利用?管理における注意事項 　　　　8 ?表１ 密封線源の使用場所および貯蔵場所一覧 　　　　　 13 ?表2 密封線源の使用時間および同時使用の制限一覧 16 ?別表 非密封ＲＩ使用場所別最大使用数量 一覧表 19 ?別図 管理区域、放射性同位元素使用室等一覧 　　　　　 19 　本稿は、実験所で承認されている放射性同位元素(RI)の使用数量および使用方法などを、簡単にまとめたものです。さらに種々の注意事項なども書かれているので、随時参照し、RIの使用に関して誤りのないようにして下さい。 なお、RI等の使用に関して不明な点があれば、放射線管理部(houkan@rri.kyoto-u.ac.jp)まで問い合わせてください。この「RI使用の要点」は随時最新情報に更新され、品質管理室のホームページ(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/formlib/regulations/)に掲載されます。 最近の変更申請の概要 　以下に実験所における2007年以降の変更申請(軽微な変更含む)を列挙する (2012年7月20日現在)。 ○2007年2月届出　イノベーションリサーチラボラトリにおけるFFAG加速器の性能引き下げ(軽微な変更) 　ブースターリング(20MeV陽子シンクロトロン)および主リング(150 MeV 陽子シンクロトロン) の性能を以下のようにそれぞれ引き下げる。 ?ブースターリング：　最大加速エネルギー 20 MeV→10 MeV、最大平均電流　変更なし(1.5 nA)、最大出力 30 mW→15 mW ?主リング：　最大加速エネルギー 150 MeV→100 MeV、最大平均電流 1 nA→100 pA、最大出力 150 mW→10 mW ○2008年2月承認　イノベーションリサーチラボラトリにおける11 MeVライナックの新設　他 1. 11 MeVライナック(H?加速)および11 MeV陽子シンクロトロン(蓄積リング)の新設 2. 中性子発生装置室における非密封RIおよび密封RIの数量等の変更 　中性子発生装置室の「加速器ターゲット室」において、使用できる非密封RIの数量を一部変更するとともに新たな核種を追加する。また、中性子発生装置室の「測定室」および「22m測定室」において、新たな密封RI追加する。この追加に伴い、一部の密封RIの個数を削減する。 3. 密封線源のRa-226-Be (3.7 GBq) 1個を1.85 GBq 1個に変更する。 ○2008年12月承認　30 MeVサイクロトロンの新設 　イノベーションリサーチラボラトリ医療棟におけるBNCT用サイクロトロンの新設。H?加速、30 MeV、2 mA (最大使用ビーム電流1.1 mA)。 ○2009年10月承認　γ線照射棟におけるCo-60線源の変更　他 1. γ線照射棟における Co-60線源の数量および使用時間の変更 (合計 414 TBq) 2. イノベーションリサーチラボラトリ実験棟における陽子加速器のインターロックの変更 3. イノベーションリサーチラボラトリ実験棟における2.5 MeV陽子ベータトロンの使用目的の追加 4. Ra-226密封線源の使用場所の追加。 ○2010年6月届出　原子炉棟の屋外管理区域部分の拡張(軽微な変更) ○2011年1月承認　イノベーションリサーチラボラトリ実験棟におけるライナックと主リングの結合　他 1. 11 MeVライナックと100 MeVシンクロトロン(主リング)とをH?入射ビームラインを新設して結合し、ライナックから直接主リングに入射を可能とする。 2. 放射性廃棄物処理棟の改修 ○2011年2月承認　イノベーションリサーチラボラトリ実験棟において主リングに試料照射ビームラインを設置 　100 MeV陽子による材料照射等を可能とする。 ○2011年11月承認　Na-22密封線源の追加と廃止 　イノベーションリサーチラボラトリ実験棟実験装置室、及びトレーサ棟スペクトロメータ室No.1、No.2において新たにNa-22 1.85 MBq線源1個