鉱山保安法の改正とリスクマネジメント.pdfVIP

鉱山保安法の改正とリスクマネジメント ○はじめに ●説明の目的 平成１７年から施行された改正鉱山保安法によりマネジメントシステムの考 え方が導入されましたが、立入検査の検査概要において 「鉱業権者の講ずべき 措置の確認?評価」について指摘が多いことから、法律で定められた手続きの 流れについて、あらためて説明します。 また、なぜそのような手続きが必要になったかを理解していただくため、法 律改正の理由もあわせて説明します。 ●説明の内容 １．鉱山保安法改正のきっかけ なぜ改正が必要と考 えたか ２．国主体の後追いの保安から鉱山主体の先読みの保安へ どのようにしようと したのか ３．法体系の変化 どのような法体系に なったのか ４．鉱山保安法におけるリスクマネジメントの模式図 鉱山でどのような手 続きが必要なのか 鉱山保安法の改正とリスクマネジメント 1.鉱山保安法改正のきっかけ ～災害防止のための「規制強化」の限界～ 旧 鉱山保安法 旧 鉱山保安法 を含む各種規制法 事故?災 を含む各種規制法 害発生 ！ ?「○△は、□×にしなければならない」 ?「○△は、□×にしなけ ?「△○は、▽□ｍ以上」 ればならない」 「あれも、これも????してはいけな ??「「△△○○はは、▽▽□□ｍｍ以以上上」」 ?国会や省庁で対 い。???しなければならない」 細かな規制 策を検討し、法律? 省令?告示等改正 さらに細かな規制 災害は撲滅できたのか？？ → 下げ止まり 規 法 規 律 規制が一律で、自分 技術の進歩、操業状況 制 の鉱山の事情にあわ の変化に法令の改正が 制 面 で ない 追いつかない 緩 改 課 正 題