LPガスローリーの法的規制について.pdfVIP

平成２２年度 石狩?札幌地区ＬＰガスローリー運転者 合同保安教育資料 平成２２年９月５日 北海道石狩振興局 ＬＰガスローリーの法的規制について １．１．状況状況でで変変わるわる適用法律適用法律 １１．．状況状況でで変変わるわる適用法律適用法律 1997 年から日本でのＬＰガスバルク供給が始まりました。 バルク供給をごく簡単に言えば、集合住宅や業務用レストランなどの敷地内に設置されたバルク貯槽?容器に、 道路上に停車した充てん設備（バルクローリ）からホースを接続、無線スイッチなどの遠隔操作によって液送ポンプ を駆動し、直接 LP ガスを充てんする方式です。 世界各国でバルク供給システムはシリンダー（ボンベ）供給にとって代わり、アメリカでのシェア 95％をはじめとし て、そのシェアを高めつつあります。 わが国でも 20 数年前からその導入が議論され、期待されてきましたが、規制が厳しく順調な普及には至らなかっ たものです。 90 年代後半における規制緩和の流れの中で、97 年 4 月に液化石油ガスの保安の確保及び取引の 適正化に関する法律（以下 液化石油ガス法）が改正され、現在に至っています。 バルクローリーとはＬＰガスローリーでバルク供給を行うものの通称です。 バルク供給設備とＬＰガスローリーは、消費先（配送先）の形態により適用される法律が変わります。 【ＬＰガス消費先での区分】 消 費 先 適 用 法 律 一般消費者や飲食店 液化石油ガス液化石油ガス法法 事務所の冷暖房と工場の燃料など 液化石油液化石油ガスガス法法 工業用や農業用 両方に使っている消費先は 貯蔵量 10 トン以上 高圧ガス高圧ガス保安法保安法 主な用途に対応した法律が適用される。 高圧高圧ガスガス保安法保安法 【ＬＰガスローリーの区分】 適 用 法 律 必 要 な 許 可 液化石油ガス法 充てん充てん設備設備のの許可許可 工業用?民生用 どちらも行うローリーは 充充てんてん設備設備のの許可許可 高圧ガス保安法 移動式製造設備の移動式製造設備の許可許可 １輌で両方の許可が必要となる。 移動式製造設備移動式製造設備のの許可許可 図はバルク供給の大まかな流れを表したものです。 配送基地のタンクにＬＰガスを供給する「タンクローリー」は、ポンプ等を用い自ら液を送り出す能力 （製造能力）があるなら、高圧ガス高圧ガス保安法