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第５章 給水装置の基本計画 １．基本計画 給水装置の基本計画は、基本調査、給水方式の決定、計画使用水量の決定、給水管の口径の決定等からなっ ており、給水装置にとって最も基本的な事項を決定するもので極めて重要である。 1.1 基本調査 基本調査は、計画?施工の基礎となる重要な作業であり、調査の良否は計画の策定、施工、さらには給水 装置の機能にも影響するものであるので、慎重に行うこと。 基本調査は、主任技術者が行うものとし、標準的な調査項目、調査内容は次のとおりである。 表 5.1.1 調査項目?内容 調査（確認）場所 調査項目 調 査 内 容 申込者 管理者 現地 その他 ①工事場所 町名、丁目、番地等住居表示番号 ○ ○ 使用目的(事業?住居)、使用人員、 ②使用水量 ○ ○ 延床面積(有効面積)、取付栓数 所有者、布設年月、水栓番号、口径、 ③既設給水装置 形態(単独栓?連合栓)、管種、 ○ ○ ○ 所有者 の有無 布設位置、使用水量、開栓保留水栓 止水栓及びメーターの位置、 ④屋外配管 ○ ○ ○ 給水管の布設位置、道路との高低差 給水条件、給水区域、 ３階以上の直結給水対象地区、 ⑤供給条件 ○ 配水管への取付から水道????までの 工法、工期、その他工事上の条件等 給水栓の位置(種類と個数)、 ⑥屋内配管 ○ ○ 給水用具 口径、管種、布設位置、 ⑦配水管の 配水管の水圧、高所給水地区、 ○ ○ 布設状況 ポンプ給水地区 種別(公道?私道)(国道?市道)、 道路 ⑧道路の状況 ○ 幅員、舗装種別、舗装年次 管理者 種類(ガス、下水道、電気、ＮＴＴ、 ⑨各種埋設物の