扶養手当校正済み.doc

１　趣　　旨 　　扶養手当は、職員に扶養親族がある場合に支給されるもので、生活給的加給の典型的なものであ　り、古くから続いている手当制度です。 ２　支給対象者　【一般職員給与条例第８条第１項】 　　　　　　　　【県立学校給与条例第９条第１項】 　　扶養手当は、扶養親族のある職員が扶養親族届を提出した場合に支給される。 ３　扶養親族たる条件　　【一般職員給与条例第８条】 　　　　　　　　　　　　【県立学校給与条例第９条】 　　前項の扶養親族とは、次に掲げる者で　他に生計のみちがなく　主としてその職員の扶養を受け　ている者をいう。 　　　　　　(１) (２) 　(３) 　　(１)　「次に掲げる者」とは、次の　ア　～　オ　のいずれかに該当する者をいう。 　　　　ア　配偶者（内縁関係を含む） 　　　　　（ア）　配偶者　：　民法に従い、届出を行った職員の夫又は妻をいう。 　　　　　　　　　　　　　※　事実発生日は、戸籍上における婚姻月日とする。 （イ） 内縁関係：　民法上の不適法婚を含み、その事実について住民票、学校長　　　　　　　　　　　　　　　　　等によって証明できる場合に限る。 ※　事実発生日は、決定権者においてその申請書類を受理した　　　　　　　　　　　　　　　　　　日とされているため、扶養親族届の「異動年月日」の欄は空　　　　　　　　　　　　　　　　　　欄とする。 　　　　イ　22歳に達する日以降の最初の３月31日までの間にある子及び孫 （ア）　子：　職員の実子又は養子をいい、配偶者の連子及び継子は含まない。　 　　　　　　　　　　　実子は配偶者との子ではなくともよいが、職員が男子であるときは　　　　　　　　　　　　　　認知した子に限る。 　職員の実子が他人の養子になっているときも職員の実子として取り　　　　　　　　　　　　　　扱う。 　　　　　　　　　　　養子は民法に従い養子縁組をしている場合に限る。 ※　事実発生日は、出生については出生日、養子については戸籍上にお　　　　　　　　　　　　　　ける養子縁組日とする。 （イ） 　孫：　職員の実子の実子、実子の養子、養子の実子又は養子の養子をいう。 ※　実子及び養子の解釈並びに事実発生日については「子」に準じて扱　　　　　　　　　　　　　　う。 ウ　60歳以上の父母及び祖父母 （ア）　父母：　職員の実父母又は養父母をいい、配偶者の父母及び職員の継父母　　　　　　　　　　　　　　　は含まない。 実父母は、職員が他人の養子になっているときも職員の実父母と　　　　　　　　　　　　　　　して取り扱う。 養父母は、民法に従い養子になっている場合に限る。 ※　満60歳については、その出生した年月日の応答日とする。 （イ）　祖父母：　職員の実父母の実父母、実父母の養父母、養父母の実父母又は 　　　　 養父母の養父母をいう。 実父母及び養父母の解釈については「父母」に準じて取り扱う。 エ　 22歳に達する日以降の最初の３月31日までの間にある弟妹 職員の弟妹をいい、職員が養子であるときは養家の弟妹及び職員との異父又は　　　　　　　　　異母の弟妹を含む。 オ　心身に著しい障害がある者 心身の故障が永久であって、労働能力の喪失又は機能障害をきたし、現状に顕 　　　　　著な変化がない限り、一般には労務に服することができないと認められる者をいう。 　なお、心身に著しい障害がある者は、血族、姻族といったいわゆる親族でな 　　　　 くてもよいこととされている。 　　(２) 「他に生計のみちがなく」とは、職員の扶養を受けなければ生活ができない状態をいい、具体的には扶養親族の所得状況をさす。 　　 　　　ア　扶養親族としての所得限度額は、扶養手当に関する規則第２条第２項に規定する額よりも少ないこととされる。 　　　イ　所得には、月