正倉院宝物に見る皮革の利用と技術⑵.pdfVIP

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正倉院宝物に見る皮革の利用と技術⑵

2し、注目されることでもあろう。  他方、脳漿鞣し及び燻しの由来について はわたしなりの若干の意見を持ってはいる が、一般的には、永瀬康博も書いているよ うに「鹿皮の脳漿鞣し技術は七世紀後半に 朝鮮半島から伝わってきた。」と考えられ る。もしそうだとすれば、そのとき「燻し」 の技法もともに入ってきたとわたしは考え ている。『延喜式』の造皮功の記述から推 察されるように、焼 やき 鏝 ごて の使用と燻しは表面 を美麗にする「組み合わせ技術」であった。 調査で判明したように、鹿革はすベて柔軟 であり、全体として褪色もほとんど見られ ず、革の保存性がよかったという点から考 えると、それが単に鹿皮の本来の性質によ るという他に、鹿革の加工には燻しが併用 された、いわゆる相乗効果の結果と言える のではなかろうかと思う。特に、前記の鞍 褥の表面の滑らかさと繊細さは、燻し処理 の是非は別として、少なくとも焼鏝を使用 するような技法がないととても出ないもの である。焼鏝で表面の毛羽を焼き、脆くし、 剥ぎ取って革の表面を美麗にするのである。 美麗な表面は焼鏝の効果  このように焼鏝を使ったのではないかと 推察できることから、燻しもしくは焼鏝で 生じる可能性のある、革表面の線維の捩れ 現象が見られるのではないかと思い、探し て見た。著者の経験では、焼鏝で線維の捩 鹿皮の燻しについて  延喜式「造皮功」には燻し技法が示され ているので、わたしは宝物でも利用されて いただろうと考えている。と言うのは、鹿 革にしても牛革にしても植物染料で染めら れた大部分の革の色が余りにも褪色が少な く、新鮮に見えるのである。とても千年以 上の時間を経過したとは思えない。特に鹿 革の色調の維持に役立ったのは「燻し」処 理であったと考えざるをえないのではない か。しかし、その当時、実際に宝物用皮革 の染色に関連して燻しを行ったかどうかは 今のところ分からないし、調査員からは、 その当時燻しの技術はなかったのではない かという見解の紹介もあった。  調査した宝物の馬鞍6号の鞍 くら 褥 じき と な 脊 め 、 及び同9号の 脊は従来から燻し革と考え られてきた。例えば、鞍褥について金子賢 治は「燻しの技法によって、花喰鳥、花文 を左右対称に表わしたものである」と述べ、 他の解説書の多くにも、これは「燻しの鹿 革」と記述している。しかし、実際に詳細 に観察すると、そうではなかった。ここに 挙げた調査品は燻し革ではなかったのであ る。 今後も燻しは論議の的  この項の前半の燻し技術存在の可能性も 否定し難いことを考え合わせると、この点 は今後においても論議の的になるだろう 正倉院宝物に見る皮革の利用と技術⑵ -謎の多い技法の数々に感嘆- 学術博士?元社日本タンナーズ協会専務理事 出 口 公 長 正倉院と皮革? 3れ現象の生じることがわかっていたので、 この調査でも内々に注目してきた。仮にそ のような熱焼けによる捩れ現象(線維蛋白 の熱変性、熱による劣化)が存在したとし ても、長い年月を経ていること、しかもほ とんどの宝物が実際に実用に供されていた ことなどから、老化と擦れによって表面か ら剥落したと考える方が適当である。 鹿革線維の熱による捩れ  そこで馬具1号及び2号の尾袋から脱落 した革の粉末が保存されていたので電子顕 微鏡で観察した結果、捩 よじ れの事例あるいは その痕跡が見つかった。まず、現在製造さ れている革の例が写真1で、捩れが明瞭で ある。調査品の事例は写真2、さらに、捩 れのない写真3も対比した。撮影を指導し た奥村調査員によれば、今までの知識では 燻しよりも焼鏝による捩れの可能性が大き い。一方、この捩れは、革線雄の物理化学 的な構造から考えられる捩れ方向に合致し ている。このことから、当時の技法として 革の線維が捩れるような革表面の熱処理が 行われていた可能性が大きい。また、その 後の出口?奥村の実験では、燻しによって も捩れの起きることがわかった。 写真1  焼鏝及び燻し加工された鹿革:線維の よじれがある 写真2  斑犀把漆鞘銀漆荘刀子2号帯執の表 面 線維のよじれがある 写真3  履残欠 其5 側面内貼 線維のよじ れがない 皮箱の材質に牛皮と鹿皮  正倉院には39合の漆皮箱が伝えられてい るというが、今回調査したもののほとんど は漆で完全に覆われている。従って、その 材質が何であるのかについては判然としな い。外観として血筋が見えるとか、蜜柑肌 の状態があるとか、そうしたものから考え るしかなかった。  特に感心したのは、皮を折り返すことに よって生じる余分な部分を皮の伸展の方法 によって吸収する技法の見事さ、皮が元来 含有する脂肪分が存在する

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