工事成绩评定の改正.docVIP

工事成績評定の改正 ? 背景 ? 改正方針 ? 主な改正内容 ? 各評定者の役割分担 ? 評定持分比率 ? 新たに設けた評定項目 ? 請負者に成績評点の通知 ? 対象契約金額?その他 ○背景 ?　公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律（Ｈ１３．４月施行） ?　公共工事の入札及び適正化を図るための措置に関する指針「適正化指針」のなかで公共工事の「施工状況の評価の公表」が求められている。 ○改正方針 ?　透明性?公平性の確保を目指し、評価の客観性?統一性の確保を主眼に改正 　　　　　（岐阜県の工事成績評定に準拠している。） ?　評定者の役割分担を明確化。 ?　請負者に工事成績評定点の通知をする。 ○主な改正内容 ?　現　行：相対的な差異を抽象的な表現で評価（評定者の主観が大きい） ?　改正案：具体的な表現、該当項目のチェック方式、品質や出来ばえは運用表を作成（統一的、客観的に評価する。） ○各評定者の役割分担 一般監督員 検　査　員 ①施工体制一般 ①施工体制一般 ②配置技術者 ②配置技術者 ③施工管理 ③施工管理 ④工程管理 ④工程管理 ⑤安全対策 ⑤安全対策 ⑥対外関係 ⑥出来形 ⑦出来形 ⑦品質　　　　（工種毎） ⑧品質 ⑧出来ばえ　　（工種毎） ⑨高度技術力（新） ⑩創意工夫（新） ?社会性（新） ?法令遵守（新） ○評定持分比率 一般監督員　０．５ 検　査　員　０．５ 出来形検査があった場合 ｛（監督員出来形＋検査員出来形）×0.5＋（監督員完成＋検査員完成）×0.5｝=評定点 出来形検査がなかった場合 　　　　監督員完成＋検査員完成＝評定点 ○新たに設けた評定項目 ?　高度技術、創意工夫、社会性等、法令遵守を追加（一般監督員が評定する） ?　ただし、高度技術、創意工夫、社会性等については、請負者は当該工事の実施状況を提出できるものとし、提出があった場合は考慮する。 高度技術 　　?　工事全体を通して他の類似工事に比べて、特異な技術力を要する必要があった技術を評価する。（創意工夫との二重評価はしない） 　　?　実施状況を提出できる。 　創意工夫 　　?　「高度な技術力」の考査項目において評価するほどでないが、企業の工夫やノウハウにより特 筆すべきことがあれば加点する。 　　?　現場に適用した本当に些細な工夫であるが非常に役立つ軽微な工夫等。 　　?　実施状況を提出できる。 　社会性等（地域への貢献等） 　　?　地域への貢献とは、工事の施工に伴って、地域社会や住民に対する配慮等の貢献について加点評価する。 　　?　実施状況を提出できる。 ○請負者に工事成績評定点の通知 ?　発注者と請負者双方に緊張関係を確保し、請負者の技術水準の向上を図る。 ?　評定不服者からの説明請求の道を開いた。（通知を受けた日から１４日以内に書面で説明を求める ことができる。） ?　評定の結果は、建設工事請負業者選定に反映させ、特に評定点が５０点未満の工事は、指名業者選 定委員会に報告する。 ○対象契約金額その他 ?　契約金額２５０万円以上の工事を対象。 ?　対象期日は平成１５年７月１日以降に発注した工事を予定しています。 ?　「施工プロセスのチェックシート」で施工に必要なプロセスが適切に施工されているかを監督員が 確認しますので、現場代理人の方は協力をお願いします。（これは、評定点を採点する場合の資料と なるものです。） 「施工プロセス」のチェックリスト 施工体制一般?配置技術者 施工管理?工程管理 安全対策?対外関係 「施工プロセス」のチェックリストは監督員が調査するものですがこの調査項目が評点に直接関係します。工事施工においては充分注意して対処してください。 ○契約時の提出書類 ?　着工届、現場代理人?主任（監理）技術者届、契約工程表、契約保証証書（契約金額５００万円 以上）等が契約結果の１４日以内に提出されているか。（契約時、変更契約時） 　 ○工事カルテ 　?　事前に監督職員の確認を受け、契約締結時、変更契約時、竣工時に登録機関に申請したか。（ただし、工事請負金額５００万円以上、２，５００万円未満の工事については受注?訂正時のみ登録す るものとする。） 　　※　請負金額５００万円以上、２，５００万円未満の工事カルテは今回から登録することになった。 　　※　特記仕様書第１条で規定した。 ○建設業退職金共済制度等 　?　掛金収納書の写しを契約締結後速やかに提出した。（契約後?増額変更後） 　　※　掛金収納書の写しの提出は新しい項目。 　?　建退共制度に関する標識が現場に掲示されているか。（施工時） 　?　労災保険関係の項目が現場の見やすい場所に掲示されているか。（施工時） ○施工体制台帳 　?　施工体制台帳が現場に備えられ、かつ同一の