日本人与自然灾害.pptVIP

災害と日本人－－ 「心理的現象」としての自然災害 １　はじめに 人間の心理面，あるいは行動面での特徴は，危機状況下での人間の反応?対の分析を通じてより一層明らかになる部分が多分にあるのではないだろうか。ふだんは表面上に現われてこない人間の特性?本質が，切迫した状況下においてはじめてわれわれの目にとらえられるようになるということが十分に考えられるのである。 ２　日本人の災害対応，災害観の特色 Ｉ　関東大震災と「天譴論」 Ⅱ　現代社会の中の「天譴論」 Ｉ　関東大震災と「天譴論」 （１）「災害は天譴によるものだ」 (２）「災害は文明，人間存在のはかなさの証明である」 （３）「われわれにできることは、あきらめることだけだ」 （４）「災害など大した意味をもたない」 Ⅱ　現代社会の中の「天譴論」 「災害自然現象論」への賛否 （２）「災害にあって生きるか死ぬかは運命によってきまっている」 （３）「大災害が発生したら神に頼る」 「神仏無意味論」に対する賛否 （４）「自然災害は人間の力では防げない」 「自然災害は防げるか」（大津波） ３　人生観?世界観と災害観?災害意識 「天譴論」の基盤にあるもの 自然災害に対する人々の反応の基盤にある価値観，日本的災害観のいわば下部構造にあたる人生観?世界観とは一体いかなるものである。 ありがとうございます！ * （1）「『天譴論』に共感できる」 「天譴論」は関東大震災から60年近くを経た今日においても依然根強く生き残っているということである。 ３．３（２１） ５．ＤＫ?ＮＡ １．６（１０） ４．全面的に共感できる ８．１（５１） ３．かなりの程度共感できる ３４．６（２１７） ２．ややばかげてはいるが，一部共感できる部分もある ５３．４％（329人） １．全くばかげた意見であり，共感できない Ｏ．８（５） ５．ＤＫ?ＮＡ ２．２（１４） ４．全くそうは思わない ７．３（４６） ３．あまりそうは思わない ２１．５（１３５） ２．ある理度そう思う ６８．２％（４２８人） １．「災害は全くの自然現象である」という意見に対して全くそう思う ３．０（19） 5．ＤＫ?ＮＡ １３．４（８４） ４．非常に反対 １８．６（ｌｌ７） ３．どちらかといえば反対 ２９．９（１８８） ２．どちらかといえば賛成 ３５．０％（２２０人） １．「災害発生時の生死は運命によってきまっている」という意見に非常に賛成 「災害運命論」への賛否 ０．３（２） ５．ＤＡ?ＮＡ ８．９（５６） ４．全くならないと思う １５．３（９６） ３．あまりならないと思う ４０．０（２５１） ２．ある程度なると思う ３５．５％（２２３人） １．（大災害発生時には神仏に頼りたい気持ちに）きっとなると思う 災害発生時における神仏依存 ３．０（１９） ５．ＤＡ?ＮＡ ７．６（４８） ４．非常に反対 ２１．８（Ｉ３７） ３．どちらかといえば反対 ３１．２（１９６） ２．どちらかといえば賛成 ３６．３％（２２８人） １．「災害発生時に神仏に頼ることは無意味だ」という意見に非常に賛成 １．９（１２） ３．ＤＫ?ＮＡ ６４．３（４０４） ２．いくら対策をたてても，やはり大きな被害は出る ３３．８％（２１２人） １．大きな被害はくいとめられる 「自然災害は防げるか」（大地震） ２．５（１６） ３．ＤＫ?ＮＡ ５２．２（３２８） ２．いくら対策をたてても，やはり大きな被害は出る ４５．２％（２８４人） １．大きな被害はくいとめられる *