多田 实 俳句.docVIP

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  • 2017-06-09 发布于辽宁
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多田 实 俳句.doc

土生 重次  句集「刻」 うろこ雲   平成六年 何もかも振り切つてより独楽ゆらぐ ぼろ市の刻ばらばらの掛時計 枯芦原風は光の糸を曳く 水硬きことがやすらぎ寒の鯉 寒柝や鋼の音をはじき出す お互ひの声からみあひ恋のねこ 一ト箸の後は狼藉河豚の皿 雪吊の解かれて松の安堵かな いつも日のさざ波明り白障子 傘先で土に間取りを描きて春 無尽蔵に糸あるつもり武将凧 焼栄螺醤油まじりの潮を吹く 雛納め蓋の合はざる箱のこる 種袋振れば熟睡の種の音 春愁や足裏平たき象の芸 三鬼忌や文字が胸反る虫眼鏡 尾の消えてお玉杓子の落着かず われと吾が身を尾で打ちて鯉幟 備前行 四句 夏来る窯の割木に油の匂ひ 万緑や備前の壺に炎の襷 陶片の土に突つ立ち麦の秋 薫風や土と睦みて轆轤の手 藤原啓記念館 撒水のよくしなりけり若楓 皮脱ぎて風軽くなる今年竹 横浜港?日本丸 聖五月壁の舵輪は海を恋ふ 花菖蒲万と咲かせて水おとろふ 松戸?本土寺 重なりて色頒ちあふ濃紫陽花 この風の氏も育ちも青田中 音のなき音聞き止めて青蜥蜴 太宰忌や麻のスーツに凭れ皺 売れゆきは風にまかせて風鈴屋 黙殺にしばし髭振る油虫 毛虫這ふ無数の足をさばきつつ 「どぜう」の字風に働き夏暖簾 鬼やんま風から風に乗り移る 水中花己が吐息に水濁す 尺蠖の一気に枝の果て目指す 河童忌や刻に色つく砂時計 羅の所作に裏地の翳生るる 己が鳴き声につまづき羽抜鶏

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