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Ⅳ.これからの人材育成についての考察
Ⅳ.これからの人材育成についての考察
(1)人材育成の本質
青山弘忠委員
1.はじめに
今回のアンケートの最後に「保育の質を高めるための職員の育成」について自由に書いてい
ただく欄があった。園長先生方の日頃の苦労がにじみ出るような記述がたくさんあり、人材育
成の難しさを改めて実感するとともに、様々な課題や問題点は保育の制度や仕組みそのものに
原因があるということも理解できた。NHKが放映している「坂の上の雲」の中に次のような
シーンがある。 0 高地を攻略できない乃木司令官に代わって児玉源太郎大将が指揮を取ろう
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とした時、乃木司令官の伊地知参謀長が「この砲弾不足の中ではとても戦いになりません」と
言い訳をした。その時児玉大将は、「砲弾が欲しいのはどの軍も同じだ。与えられた条件下で
最善の努力を尽くすのが参謀官の仕事ではないか」と切り返した。
今の保育の世界もまさにこれと同じ状況、低い最低基準、安い給料、長い労働時間、保育士
不足……言い出したら切りがない程の困難はあるものの、いくら声を大にして叫んでみても今
すぐに良くなることはあり得ない。ならば、今与えられている状況の中で最大限努力し、工夫
し、子どもたちが健やかに成長できる保育園、職員が生き生きと楽しく働ける職場環境を目指
して前向きに取り組むことが大切なのではないかと思う。本稿では、人材を生かし、人ととも
に成長できる職場を実現するにはどんな意識を持って仕事をしていけば良いのかについて考察
してみたい。
2.社会の変貌と子どもたち
現在の日本のデフレ経済下では、定職に就き安定収入を得ている人は豊かな生活を送れるが、
一旦失業して家族関係にトラブルが生じたりするとホームレスになる可能性も秘めており、現
代は豊かさの陰に貧困と孤立という問題を誰もが抱えている社会とも言える。
セーフティ・ネットが構築されていても、様々な運用における「穴」があり、セーフティ・
ネットの穴から落ちると這い上がるのが難しい「すべり台社会1」となっている。セーフティ・
ネットから落ちれば、生活が困窮し、実際にカネがなく、児童虐待や自殺の大きな要因になっ
たりしているのが現状である2。
1 湯浅誠『反貧困』(岩波書店 2008年)
2 大海篤子『ジェンダーで学ぶ政治社会学入門』(世織書房 2010年)217頁
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社会的断層の拡がりにともなって日本の相対的貧困率 は14.9%とOECD加盟30カ国中27位
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の水準となり、先進工業国ではアメリカに次ぐ高い比率となっている 。日本は本来格差の少
ない同質的な国民であったはずなのになぜこういう状況になってしまったのであろうか?
604年聖徳太子は17条憲法を制定し、「和を以って貴しとなす」という条文を定めたが、これ
を受け入れる精神的土壌がその当時の日本に培われていたということは、驚くべきことである。
さらに、日本建国の地ヤマトを大和(だいわ)と定め、お互い許し合い、睦み合い、和み合う
文化を大切にして、比べること、争うことを嫌う和の魂が存在していたことも、自己主張を基
盤とする西欧社会にはない日本独自の特質である。この特質は、中世以降の封建時代にも引き
継がれた。西ヨーロッパの封建制は、君主は保護を、臣下は奉仕を保証するという相互の契約
にもとづく法的関係であったが、日本の封建制は法よりも支配者の徳を重んじ、臣下の人的な
忠誠心にもっぱら頼る5 という武士道にも通じる精神性が重視されていた。
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日本が戦後驚異的な経済成長を果たしたのは、聖徳太子以来の伝統を持つ農耕民族特有の共同
体意識の中で、お互いを助け合う安心・安全システムが自然に機能していたからであり、日本人の
アイデンティティーは、江戸時代の農村を中心とする地縁・血縁の共同体社会の中に見ることが
できる。その後明治以降の天皇制国家による共同体を経て、戦後は会社(企業)という組織がその
役
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