食品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発（プロ.PDF

食品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発 （プロジェ ク ト研究成 シリーズ495） 誌誌名名 食品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発 巻巻//号号 495号 掲掲載載ペペーージジ p. 1-192 発発行行年年月月 2013年3月 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所 Ts ukuba Office, Ag riculture, Forestry and Fis he ries Research Council Secretariat 食品素材のナノスケール加工及び 評価技術の開発 Nanometerscaleprocessingoffoodmaterialandevaluationtechnnology 農林水産省 食品素材のナノスケール加工及び 評価技術の開発 Nanometer scale processing of food material and evaluation technnology ２０１３年３月 序　　　　文 研究成果シリーズは、農林水産省農林水産技術会議が研究機関に委託して推進した研究の成果を、総合的 かつ体系的にとりまとめ、研究機関及び行政機関等に報告することにより、今後の研究及び行政の効率的な 推進に資することを目的として刊行するものである。 この第495集「食品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発」は、農林水産省農林水産技術会議の「食 品素材のナノスケール加工及び評価技術の開発」研究として、2007年度から2011年度までの５年間にわた り、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構を中心に実施した研究成果をとりまとめたものである。 ナノテクノロジーの食品分野への応用には、栄養吸収性や風味、食感の向上や、従来にない機能を付加し た食品を新たに生み出すことによって、食品分野において新需要を創造することが期待されている。しかし 食品分野において、ナノテクノロジーが円滑に活用されるには、ナノスケール計測技術を含む食品素材の超 微細加工技術の確立とともに、ナノスケール化食品素材の機能・加工適性・安全性などについて科学的な評 価が必要である。 本研究は、食品分野にナノテクノロジーを導入するにあたって必要な基礎・基盤技術を確立するため、食 品素材のナノスケール加工技術及びナノスケール評価技術を開発し、これらを用いて作成したナノスケール 化食品素材の機能を解明するとともに、生体への影響を評価することを目的とした。 この研究の成果は、今後の農林水産関係の研究開発及び行政を推進する上で有益な知見を与えるものと考 え、関係者機関に供する次第である。 最後に、本研究を担当し、推進された方々の労に対し、深く感謝の意を表する。 2012年11月 農林水産省農林水産技術会議事務局長 小林　裕幸 目　　　　次 研究の要約････････････････････････････････････････････････････････････････････････････　　　１ 第１編　食品素材のナノスケール加工基盤技術の開発と生体影響評価････････････････････････　　　35 　　第１章　食品素材のナノスケール加工基盤技術の開発････････････････････････････････････　　　35 　　　　１　ナノスケール加工の臼式製粉技術による穀類等の低温超微粉砕化技術の開発････････　　　35 　　　　２　ジェットミル等による食品素材からの微粉末体素材の製造技術の開発･･････････････　　　41 　　　　３　ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発･･･････････