1.0知识-和歌山大学.PDFVIP

１．凸レンズによる点光源の像の形成 1.0 知識 ○ 球面レンズ： 前後の表面は球面と なっているレンズのこと。 ○ レンズの光軸： レンズの前後２つの球 面の中心を結ぶ直線のこと ○ 焦点： 光軸と並行する光がレンズの屈 折により１点に集まる。その点のこと。 ○ レンズの中心： 光軸と並行の光がレン ズに屈折される光線と屈折前の光線との 交点から構成される平面と光軸の交点 のこと。薄いレンズの場合、レンズの内 部にある光軸の上にある。 １．１ 凸レンズによる点光源の像の位置 1 1 1  a b f a: 点光源とレンズとの間の距離 b: 像ととレンズとの間の距離 1 1.2 像の大きさ b’ 像の位置 b af d |b| af D b b’:スクリーンの位置 |b| 1 1   d D  b1D d: 像の直径 b f a D: レンズの直径 ここで、 b bb 1.3 固定スクリーン上像の大きさ b’=f スクリーンの位置: 焦点の位置 像の直径d: d f D a 2 (1.3) 固定スクリーン上像の大きさの例1 ３５ミリの一眼レフのスクリーンの大きさ（縦ｘ横）： 24ｘ３６ｍｍ 標準レンズの焦点距離： ５０ｍｍ 物体とカメラ間の距離: 5m レンズの直径： ３６ｍｍ （1 ：1.4のレンズの場合） d f D 50 ( 50 ) 0.36mm 水平解像度：１００画素 a 5000 1.4 絞り＝８の場合 f 50 50 d D   0.0225mm 水平解像度: 576画素 a 5000 8 (1.3) 固定スクリーン上像の大きさの例2 ３５ミリの一眼レフのスクリーンの大きさ（縦ｘ横）： 24ｘ３６ｍｍ 広角レンズの焦点距離： ２８ｍｍ 物体とカメラ間の距離: 5m レンズの直径： １０ｍｍ （1 ：2.8のレンズの場合） d f D 28 ( 28 ) 0.056mm 水平解像度：640画素 a 5000 2.8 絞り＝８の場合 f 28 28 d D   0.0225mm 水平解像度: 1836画素 a 5000 8 3 (1.3) 練習問題１．１ ３５ミリの一眼レフのスクリーンの