技术科学习指导案.DOC

技術科学習指導案 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１８年６月１日（木）第５校時 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第１学年選択技術男子２６名女子８名計３４名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指導者　菅生貴大 １　題材名 「ＲＰＧツクールを使ってＲＰＧを作ろう」 ２　題材の目標 （１）ＲＰＧツクールを用いてＲＰＧを作ることで，ゲームの構造や制作過程について知ることができる。 （２）簡単なフローチャートを作成し，プログラミングの基本を学習することができる。 ３　教材観 　現代社会におけるコンピュータはとても速いスピードで発展してきた。それに伴いソフトも進化し，プログラミングも複雑かつ専門的に特化してきた。プログラミングの基本であるＢＡＳＩＣ言語の学習では，生徒が実際に目にするソフトとのギャップが大きくなりすぎている。また，ＨＴＭＬ言語を用いたWebページ作成では，プログラミングとしての学習としては物足りない。そこで，RPGツクールを利用することで，ゲームの構造や制作工程について学びながら，普段生徒が家庭で遊んでいるゲームに近いものを作成することで生徒の興味関心を保持したまま，簡単なプログラミング学習ができると考えた。 ４　生徒の実態 　生徒全員が小学校で，コンピュータを用いた学習の経験がある。家にコンピュータを持っている生徒が半数おり，パソコンの基本的な操作が身についている生徒も多い。しかし，プログラミングを行った経験のある生徒は一人もいない。コンピュータへの関心は高く，楽しんで作業を行うことができる。 ５　人権教育との関連 　主人公やモンスターを自由に設定できるため，名前の付け方等に配慮し，作った作品を互いに認め合い尊重し合えるよう配慮する。（感受性） ６　学校研究課題とのかかわり 基礎?基本の定着と指導のあり方 ～学習意欲を高め学習の習慣化を図る指導の工夫と実践～ ＲＰＧツクールを用いてゲームの制作をすることで，生徒の学習意欲は高められることができる。また，フローチャートを書きながら，ゲームの制作にあたることで基本的なゲームの構造について学ぶことができると考える。 ７　指導計画と評価計画（時間扱い　　本時１５／３０） 指導計画 評価計画 時 題材名 評価規準 評価方法 １ オリエンテーション ＲＰＧツクールでの制作 ２ ３ ４ ５ 地図を描こう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】上層?下層を使い分け地図を制作ことができる。 【技】マウスを操作して地図を制作ことができる。 【知】地図の制作方法について理解することができる。 作業の様子 作品 ６ ７ ８ 場所の移動を作ろう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】分かりやすい場所に「移動イベント」を作ることができる。 【技】地図と地図を移動する「移動イベント」をつくることができる。 【知】「移動イベント」の制作について理解することができる。 作業の様子 作品 ９ 10 11 イベントを作ろう 人物の設定 お店の設定 バトルの設定 データベースの設定 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】たくさんのイベントを作ることができる。 【技】人物の会話イベントやお店の設定，バトルの設定ができる。 【知】イベントの設定について理解することができる。 作業の様子 作品 12 ゲーム全体のフローチャート作ろう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】自分が制作したい話をフローチャートにまとめ，全体を見通してイベントを作ることができる。 【技】フローチャートを描くことができる。 【知】フローチャートを理解することができる。 作業の様子 作品 フローチャート 13 14 スイッチを用いたイベントを作ろう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】「スイッチ」を効果的に使い，イベントを制作している。 【技】イベントに「スイッチ」を作ることができる。 【知】「スイッチ」について理解することができる。 作業の様子 作品 フローチャート 15 16 会話の分岐を作ろう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】会話に効果的に選択肢を入れている。 【技】会話に選択肢を入れることができる。 【技】選択肢の分岐をフローチャートに描くことができる。 【知】選択肢をつくり，ストーリーの分岐について理解することができる。 作業の様子 作品 フローチャート 17 テストプレイをしよう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。 【創】他の生徒の作品をプレイし，効果的な工夫をアドバイスできる。 作業の様子 アドバイスカード 18 ～ 28 アドバイスを元に作品を完成させよう 【興】意欲的に作業に取り組んでいる。