- 1、原创力文档(book118)网站文档一经付费(服务费),不意味着购买了该文档的版权,仅供个人/单位学习、研究之用,不得用于商业用途,未经授权,严禁复制、发行、汇编、翻译或者网络传播等,侵权必究。。
- 2、本站所有内容均由合作方或网友上传,本站不对文档的完整性、权威性及其观点立场正确性做任何保证或承诺!文档内容仅供研究参考,付费前请自行鉴别。如您付费,意味着您自己接受本站规则且自行承担风险,本站不退款、不进行额外附加服务;查看《如何避免下载的几个坑》。如果您已付费下载过本站文档,您可以点击 这里二次下载。
- 3、如文档侵犯商业秘密、侵犯著作权、侵犯人身权等,请点击“版权申诉”(推荐),也可以打举报电话:400-050-0827(电话支持时间:9:00-18:30)。
- 4、该文档为VIP文档,如果想要下载,成为VIP会员后,下载免费。
- 5、成为VIP后,下载本文档将扣除1次下载权益。下载后,不支持退款、换文档。如有疑问请联系我们。
- 6、成为VIP后,您将拥有八大权益,权益包括:VIP文档下载权益、阅读免打扰、文档格式转换、高级专利检索、专属身份标志、高级客服、多端互通、版权登记。
- 7、VIP文档为合作方或网友上传,每下载1次, 网站将根据用户上传文档的质量评分、类型等,对文档贡献者给予高额补贴、流量扶持。如果你也想贡献VIP文档。上传文档
查看更多
『金阁寺』-立命馆大学-BeyondBorders-
『金閣寺』
石川 絵理
植森 麻奈
河野 伊吹
坂井 ユリ
1
1.はじめに
私たちのグループが金閣寺に注目した理由には大きく分けて2つある。
・『金閣寺』という小説があり、文学と結びついているイメージがある。
・学校からも近く、有名である。が、実際にはあまり訪れたことがない。
この2つの理由から、私たちは金閣寺に興味をもち、金閣寺独自の京のお宝性があるので
はないかと考え、今回のルポルタージュのテーマに設定することとした。
2.金閣寺の歴史
藤原公経(西園寺公経)が鎌倉時代、1224 年に建立し、西園寺と呼ばれた菩提寺がもとで
あり、今日「金閣寺」と呼ばれている建物は「舎利殿」という建物である。西園寺家の手
を離れることとなり、1397 年に足利義満が西園寺を山荘(別荘)として譲り受け、新築・
改築を行った。金閣寺には過去に 2 度の火災の経験があり、一度目は応仁の乱(1467~1477)、
2 度目は三島由紀夫の『金閣寺』の題材ともなった 1950 年の放火事件である。
→この出来事が私たちは金閣寺独自の歴史性につながるのではないかと考える。
2
3.金閣寺に対する日本人のイメージ
○金をめぐる人々の価値観
・『黄金の島 ジパング伝説』宮崎正勝 2007 年 吉川弘文館
黄金は、極めて産出量の少ない金属である。目を奪う眩い光沢、耐食性、精錬のしや
すさ、優れた延性が黄金の需要を増加させ、供給の少なさが黄金を高価な金属にした。
その輝きは神を連想させるものがあり、支配者たちは黄金を纏うことにより権威を表
現した。金は光、あるいは「不死」を意味するとみなされてきたのである。(中略)黄
金は人間の欲望をかき立てる世俗性も合わせ持っていた。黄金はあらゆるものと交換
できる貴金属として、人々を魅了したのである。
→ここから、金は人々にとって高価なものであるからこそ、権威を象徴するものであり、
また金があらゆるものと交換できる貴金属ということから、それさえあれば何でも手に入
る、何事も行えるという考えがもたれていたことがわかる。ゆえに、人々は金というもの
に憧れたのであろう。
○インタビューから
はじめは、金閣寺の住職さんにお話をうかがうつもりであったが、そのような取材活動
には応じられないということであったので金閣寺を訪れる人にお話をうかがうことにした。
そして、私たちは金閣寺が人々にどうとらえられているのか、ということがみえてくる
のではないかと考え、5月9日の午前11時ごろ金閣寺の周辺でインタビューを行った。
その中でも今回考えていく中でてがかりとなりそうで特徴的な意見を取り上げることとし
た。
①名古屋からのご家族3人組
とりあえず京都といえば金閣寺というイメージがあり、訪れていた
先月京都を訪れた際は平等院、東福寺、醍醐寺、平安神宮へ
また当日はそのほか清水寺、南禅寺を訪れる予定
②静岡からの2人組
金閣寺には初めて訪れた
地元は大阪(高槻、茨木)で京都よりであるが交通の便も悪く金閣寺は有名ではあるにも
かかわらず足を運ぶことはなかった
日本を代表する建物であり、関西以外からなら京都といえばとりあえず金閣寺に、となる
のでは
3
④富山県からの修学旅行生(中学生)6人組
金閣寺には初めて訪れた
金がきれいだった
銀閣よりも金閣、金のほうが豪華であるというイメージ
→インタビューから、金閣寺を訪れる人々はなんとなく「京都の寺」の一つとして金閣寺
をとらえているということがわかる。また、「京都といえば金閣寺」といったようななんと
なく金、金閣寺の魅力を感じているとうけとれる意見もあった。
●以上をふまえて
インタビューからは、人々がなんとなく無意識に金閣寺に惹きつけられているように見
えるが、「金をめぐる人々の価値観」をふまえると、人々の無意識の内には金への憧れがあ
り、それによって金閣寺が特別視されているのではないかと考えられる。すると、金閣寺
のお宝性というものはやはり、第一に寺としての歴史があること・人々が古くから憧れ
文档评论(0)