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別表第1(第9条第1項) 巡視、点検及び検査の実施細目 点検機器 点検分類 点検周期 点検項目 点検内容 備考 断路器 日常巡視点検 1ケ月 ①　外観点検 ＊ブレードの投入又は開放状態 ＊端子部の過熱、変色の有無 ＊碍子の亀裂、破損の有無及び汚損の状況 ＊操作ロッドの変形、破損の有無 ＊安全装置?ロック装置の状態及び異常の有無 ②　漏気 ＊空気系統からの漏気音 定期点検 1年 ①　外部一般点検 ＊主回路端子の締付けチェック ＊碍子の破損の有無 ＊接触部の点検手入れ ＊操作ロッドの点検手入れ ＊塵埃の清掃 1年 ②　操作機構 ＊機構部グリス塗布 ＊ダッシュポット油漏れ確認及び調整ネジの緩み確認 ＊配管の空気漏れ確認 測定試験 1年 ①　開閉操作試験 ＊投入、開放状態チェック及び動作状況チェック ②　絶縁抵抗試験 ＊主回路と大地間及び制御回路と大地間について実施 GSM形ガス遮断器 日常巡視点検 1ケ月 ①　外観点検 ＊がい管の破損及びほこり、塩分の付着程度 ＊外部ボルト、ナット類の緩みの有無 ②　開閉表示の確認 ＊開閉表示器及び圧力計、回数計の確認 定期点検 1年 ①　外部一般点検 ＊がい管清掃及び、ひび、割れの調査 ＊主回路?操作機構各部等のボルト?ナットの緩みチェック ＊連結機構、保持機構等必要に応じた箇所に注油 ＊補助スイッチの点検 ＊キャッチ機構の掛かり具合 1年 ②　圧力?密度スイッチ ＊設定圧力で動作することを確認 精密点検 6年 ①　本体内部点検 ＊吸着剤ケースをはずし、遮断部を分解、清掃する。 ＊吸着剤交換 ②　連結機構?保持機構回転シール ＊点検、清掃及びロックナットの締付け ＊ガス回転シール部のパッキン交換 ③　操作機構 ＊キャッチ機構の掛かり具合の調整 ＊各種弁類のシート、ピストンリング等の摩耗調査及びグリス塗布 ④　配管 ＊ハンダ付け部の状態、締付け状態のチェック  測定試験 1年 ①　絶縁抵抗測定 ②　圧力計校正 ＊圧力計?連成圧力計、圧力校正の実施 ③　開閉操作試験 ＊操作音の確認 ＊最低動作気圧?最低動作電圧の測定 油入変圧器 日常巡視点検 1ケ月 ①　外観点検 ＊油漏れ、異常な音響、臭気の発生、塗装の剥離?発錆はないか。 ＊絶縁油温度、油量は通常と比較し異常はないか。 ＊吸湿呼吸器のシリカゲルに吸湿による変色はないか。 ②　運転状況 ＊電圧?電流?電力?負荷量及び周波数等運転状況の確認 ③　活線浄油装置点検 ＊活線浄油装置の圧力計?温度計に異常が無いか、又油の流れ状況の確認 定期点検 1年 ①　外部一般点検 ＊油漏れ、塗装、発錆、過熱変色、端子の締付け緩み点検 ＊ブッシングの汚損、塵の付着状況、油量のチェック ＊LTC保護継電器及び活線浄油機の点検 ＊接地線接続部点検 ＊コンサベータのスラッジ発生、水分混入状況の確認 精密点検 10年 ①　DS吊り上げ点検 ＊電動操作機構の点検及び清掃 5年 ②　LTC絶縁油交換 ＊切換回数が10万回又は5年を経過した時は、絶縁油の交換を行う。 測定試験 1年 ①　接地抵抗測定 ②　絶縁抵抗測定 ＊各巻線と対地間?巻線間の絶縁抵抗測定 ③　絶縁油の特性 ＊変圧器絶縁油酸化試験?耐圧試験?抵抗測定?油中ガス分析(1回／5年)及び活線浄油機耐圧試験 乾式変圧器 日常巡視点検 1ケ月 ①　外観点検 ＊異常な音響、臭気の発生、塗装の剥離?発錆及び周囲温度等に異常はないか。端子の過熱(示温テープによる確認) ＊ダイヤル温度計、抵抗温度計等の温度指示に異常はないか。 ②　運転状況 ＊電圧?電流?電力?負荷量及び周波数等運転状況の確認 ③　冷却装置 ＊送風機の異音、振動及び過熱?エアーフィルター目詰まり点検 ④　巻線?鉄心?絶縁物の外観 ＊塵埃の付着はないか。 ＊絶縁物、巻線等の表面に放電の跡がないか。 定期点検 1年 ①　外部一般点検 ＊巻線?鉄心の塵埃の付着を清掃、絶縁物の変色?亀裂、鉄心クランプリングの発錆?腐食、放電痕、カーボンの付着点検 ＊口出線?巻線支持物のボルト、ナットの緩み ②　冷却装置 ＊送風機の状態、電動機の相回転、フィルタの目詰まりの点検 測定試験 1年 ①　絶縁抵抗測定 ＊高圧回路は1,000Vメガで測定 ＊低圧回路、制御回路は500Vメガで測定 進相用コンデンサ 日常巡視点検 1ケ月 ①　外観点検 ＊漏油?汚損?音響?振動?変形のチェック 定期点検 1年 ①　外部一般点検 ＊溶接部等