教育哲学研究.PDF

教育哲学研究 第 104 号 2011 特集 教育哲学と歴史（教育哲学における歴史研究の意味） 吉田熊次と＜現代＞教育学の誕生 ――教育研究における哲学と歴史の位置づけをめぐって―― …………森田 尚人 教育と歴史の哲学に向けて …………相馬 伸一 歴史の物語り論と教育哲学 …………西村 拓生 論文 前後期シュタイナーを貫く「世界自己」としての「私」という観点 ――シュタイナーのシュティルナー解釈に見られる倫理観に着目して―― …………河野 桃子 言語ゲームへのイニシエーションとしての教育 ――後期ウィトゲンシュタインにおける「訓練」の意義―― …………渡邊福太郎 他律による自律――レヴィナスにおける＜教え＞の概念をめぐって―― …………平石 晃樹 エッセイ 子どもの「成長」を導く教師の専門性 ――教師の探求的コミュニケーション能力と学習活動の実験的構想力―― …………藤井 千春 教育哲学を考える 教育のアポリアを考える …………渡邉 満 書評 青柳宏幸著『マルクスの教育思想』 …………白銀 夏樹 大西正倫著『表現的生命の教育哲学――木村素衞の教育思想――』………笹田 博通 松原岳行著『教育学におけるニーチェ受容史に関する研究 ―― 1890-1920 年代のドイツにおけるニーチェ解釈の変容――』 …………相澤 伸幸 山本孝司著『超越主義と教育――ブロンソン・オルコット思想研究序説――』 …………宮本健市郎 図書紹介 生田久美子、北村勝朗編著『わざ言語――感覚の共有を通しての 「学び」へ――』 …………山本 正身 菱刈晃夫著『からだで感じるモラリティ――情念の教育思想史――』 …………山内 清郎 増渕幸男著『グローバル化時代の教育の選択――高等教育改革のゆくえ――』 …………虎岩 朋加 柳沼良太著『ポストモダンの自由管理教育 ――スキゾ・キッズからマルチ・キッズへ――』 …………広石 英記 Cornelie Dietrich/ Hans-Rüdiger Müller (Hrsg.): Die Aufgabe der Erinnerung in der Pädagogik. …………山名 淳 欧文摘要 教育哲学会