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愛知教育大学大学院 教育実践研究科（教職大学院） 第5 回フォローアップ研修会のまとめ 期 日：2016 年12 月17 日(土) 場 所：愛知教育大学 教育未来館 2A 講義室・多目的指導室 テ ー マ：「いま、あらためて理論と実践の融合について考える」 研修内容：13 ：00 開会挨拶（12 ：30～受付） 13 ：05 実践発表 ○名古屋市立守山中学校 宮田 愛子 先生(基礎領域 6 期生) 「教職大学院（基礎領域）を修了し、今あらためて理論と実践の融合について考え る 実践：国語科における『深い学び』の創造 ―象徴的イメージ（描写）の解 釈を例に―」 ○一宮市立浅井南小学校 近藤 喜克 先生(応用領域 5期生) 「教職大学院での学びと、今」 14 ：00 グループ交流会 15 ：30 コメントと講演 倉本 哲男 教授 「教職大学院・修了の意味とは？―研究と実践の両立の視点から―」 16 ：30 終了 16 ：40～ 茶話会 第5 回フォローアップ研修会は、愛知教育大学教育未来館の2A 講義室および教職大学院多目的指導室 において、「いま、あらためて理論と実践の融合について考える」をテーマとして開催されました。研修会 には、修了生24 名（うち基礎領域修了生17名、応用領域修了生７名）、教職員14名、退職教員６名の計 44 名が参加しました。 教職実践専攻代表の倉本哲男教授による開会挨拶の後、実践発表が行われました。実践発表では、修了 生を代表して、名古屋市立守山中学校の宮田愛子先生（基礎領域6 期生）と一宮市立浅井南小学校近藤喜 克先生（応用領域5 期生）が、修了後に理論と実践の融合をめぐって直面している課題、取り組んでいる 実践、展望について発表しました。 その後、グループ交流会を行い、実践発表を踏まえなが ら、修了後の課題、その課題解決に向けて取り組んでいる ことなどについて討論されました。討論は、和やかにかつ 活発に行われました。今回は、教職大学院を退職・異動さ れた先生方にも助言に入っていただき、討論はいっそう深 いものとなりました。その後、グループ討論の結果を全体 で共有しました。 研修会の後半では、倉本哲男教授 （教職大学院・学校づ くり）が前半の実践発表・グループ交流会についてコメン トするとともに、「教職大学院・修了の意味とは？―研究と 実践の両立の視点から―」をテーマとして講演しました。 コメントと講演では、ご自身の教師経験、応用領域の指導生の経験と研究との関わりをもとにしながら、 教職大学院修了生として研究と実践を両立させることの意味について、分かりやすくかつ刺激的な問題提 起が随所に見られました。 参加者は、修了後の悩み・課題やそれへの向き合い方について意見交換することで励まされるとともに、 講演を通して教師としての生き方について大いに考えさせられた様子でした。こうして、研修会は大変有 意義なものとなりました。