平成29年度 玄海町水质检查计画.doc

平成29年度水質検査計画 水質検査計画内容 １、 基本方針 ２、 水道事業の概要 ３、 水源から給水栓までの水質状況及び水質管理上の留意事項 ４、 定期の水質検査 ５、 臨時の水質検査 ６、 水質検査の方法 ７、 水質検査結果の評価及び水質検査計画の見直し ８、 水質検査計画及び検査結果の公表 ９、 水質検査の精度管理と信頼性の保証 10、 関係者との連携 玄海町役場　生活環境課  1 基本方針 安全で良質な水道水を供給するためには十分な水質管理を行う必要があり、水源から浄水処理の各工程、給水栓に至るまでの種々の水質検査を、年間計画に基づき定期的に実施します。 ２ 水道事業の概要 玄海町の水源は、河川水（有浦川?石田川等）?浅井戸でまかなっています。 水道水を供給している水道施設は、浄水場４施設があり、配水池や加圧ポンプ場を経由し皆さまの元へ届けられています。一日平均の配水量は約1,640?です。 表－１ 給水状況 （平成28年度末） 事業名 上水道事業 給水区域 玄海町一円 給水人口 5,805 人 給水戸数 1,892 戸 年間配水量 598,106 ? 一日最大配水量 2,247?/日 一日平均配水量 1,638?/日 施設能力 3,650?/日 表－２ 浄水施設の所在地と浄水方式 No. 施設名 所在地 水源 浄水処理方式 施設能力 ① 長倉浄水場 長倉 有浦川、浅井戸 急速ろ過方式 2,040 ?/日 ② 新田浄水場 新田 黒形川 緩速ろ過方式 670 ?/日 ③ 値賀浄水場 仮立 志礼川、サヤノ神川 緩速ろ過方式 670 ?/日 ④ 仮屋浄水場 石田 石田川 緩速ろ過方式 270 ?/日 ※ 緩速ろ過方式は、一般に原水水質が良好で濁度も低く安定している場合に採用されます。比較的細やかな砂層をゆっくりした速さで水を通し砂層表面と砂層に増殖した微生物群によって、水中の不溶解性物質や溶解性物質を捕捉及び酸化分解させ水をきれいにします。 図－１　浄水場の位置図 図－２　浄水フロー（急速ろ過方式） 図－３　浄水フロー（緩速ろ過方式） ※緩速ろ過の浄水フローは、一例であり各浄水場で、仕組みや構造に違いがあります。 ３ 水源から給水栓までの水質状況及び水質管理上の留意事項 水源から浄水場までの留意事項 玄海町の主な水源は有浦川水系有浦川で全体の約33％となります、他には黒形川水系（約24％）、志礼川水系（約20％）などがあり、河川が占める割合は全体の約78％となります。留意事項、検査対象項目を表－３に示します。 表－３ 水源から浄水場までの留意事項 水源水系の項目 志礼川水系　志礼川、サヤノ神川 有浦川水系　有浦川 石田川水系　石田川 黒形川水系　黒形川 取 水 状 況 可動堰?取水門?揚水ポンプ 原水の汚染要因 降雨等による濁水発生 藻類によるカビ臭 排水などに起因するアンモニア性窒素 合成洗剤などの濃度上昇 水質管理上注意すべき項目 ???????、濁度、臭気物質、農薬類 浄水場では水源の水質状況に応じて、凝集沈殿?ろ過、粒状活性炭処理等浄水処理を適切に行い、安全な水道水の供給に努力しています。 浄水場出口から給水栓までの留意事項 浄水場から送水される水道水については水質基準に適合していますが、給水栓までに水質が変化することがあります。水質が変化するものにトリハロメタンなどの消毒副生生物、残留塩素、鉛があげられます。また、一部の古い水道管に由来する鉄錆が原因で濁水が発生する場合があります。 トリハロメタンについては、フミン質等のトリハロメタン前駆物質の濃度が高くなる夏季には、浄水場にて活性炭の処理を行い、前駆物質を除去するなどの対策を計画しています。 残留塩素については水道法により衛生上の措置として、給水栓水の遊離残留塩素を、0.1mg/L 以上保持しなければならないと定められています。 法令で定められた給水栓での残留塩素濃度を保持したうえで必要最低限の注入率となるよう浄水場で管理しています。また、配水池に塩素発生装置を設置し、管末に至るまでに塩素濃度が減少しないよう管理、調整を行っています。 鉛については、鉛製給水管からの溶出がありますが、本町内の鉛管での給水管引き込み部については、布設替を行っているため鉛溶出の危険性はありません。 年数が経過した古い水道管については、新しい水道管へ更新するなど対策を行っています。 ４ 定期の水質検査 水道水は、法令で給水栓において定期的に水質検査を行うよう規定されています。 定期の水質検査は、毎日検査とおおむね月１回以上から３箇月に１回以上の水質基準項目の検査からなっています。玄海町では法令で定められた検査以外にも、水質管理上必要な検査