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２年生向け基本的学習スキル １．高校の「作文」や受験時の「小論文」などのような、単に感想を述べたものと、大 学の「レポート」（学術論文の体裁を整えたもの）の違いが分かること 感想文は心に浮んだ思いや感じを述べる文章である。自分の意見?考えが中心となり、それを述べるための論拠は必ずしも示さなくてもよい。 学術論文は対立する複数の立場間で議論を展開する文章である。他者の論証を分析し、バランスの取れた批判的思考に基づいて自分自身の評価を示す、自分の主張には必ず論拠を明らかにすることが必要になる。 ２．信頼できる情報の探し方、批判的読み方、また論文での使い方を理解すること。特 に、インターネットに頼らず、アカデミック?ジャーナルにある学術論文の利用 を実際に経験すること 適切な資料にたどりつくには探し方が大切である。文献資料にアクセスすることからはじめること。に図書館のデータベースを有効に利用する。http://info.tsuda.ac.jp/library/で、国立国会図書館、JSTOR、LexisNexisなど便利な検索エンジンにアクセスできる。リファレンス?カウンターもあり、資料探しの相談にのってもらえる。。 ５．出典注(citation)の使い方がわかること 論文の中に他人の文章を引用する場合にはそれをどこから持ってきたかをはっきりさせなければならない。また、他人の文章をそのまま引用しない場合にも、自分の見解と他人の見解との区別をはっきりさせるために、他人の見解部分については、その出所を出典注として明記することは倫理的にも守らなければならない規範である。一般に共有されている知識（例：富士山は3776メートル社会学や経済学など（鈴木、前掲書、頁） 津田塾大学 国際関係学科